アメリカと日本のValentine’s Dayの違い

Happy Valentine’s Day!

今では日本でも普通にやるようになったバレンタインデー。
さて、このバレンタインデー、アメリカのイベントそのまま日本でやっているかというと、そうではない。

日本では、女性から男性へのイメージが強いが、アメリカでは性別が関係ない。

女性も男性も、バレンタインデーにプレゼントを渡す。
もちろんチョコレートが王道ではあるが、花束やアクセサリーなど、渡す物はさまざまである。
カップルは、プレゼント交換という感覚かもしれない。

Will you be my Valentine?「私のバレンタインになってくれる?」

というフレーズは、告白のとき「本命になってほしい」という意味合いで使われる。
カップル同士で言ったりするのもあるが、実際にどちらのケースも身近で見たことはない。
どちらかというと、実際に使うフレーズというよりも、お菓子の箱に書いてあったり、映画で見るようなフレーズである。

「義理チョコ」という単語は英語にはない。
しかし、仕事場や学校で、上司や友人にお菓子をあげるのはよくあることである。
「感謝チョコ」や「友チョコ」も普通に行われているが、英語にはない。
日本語は、細かく分類するのが好きな文化なのである。

子供の頃は、毎年クラス全員分のお菓子を持って行ったものである。
しかし、それをしていたのは、私ともう一人いるかいないかくらいである。
他の皆は、友人同士で交換することが多かったように思う。

お返しという文化もないので、バレンタインにあげたからと言ってお礼が返ってくるわけでもない。
もちろん、気の利く人はお礼をしていたが、お礼がないからと言って不満はなかった。
あげたときに Thank you! と笑顔で返してくれるだけで十分なのである。


Hope you all have a nice Valentine's Day!

よいバレンタインデーになりますように。


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