afraid を使えるとき と 使えないとき

afraid 「怖い」と覚えている方は多いのではないだろうか。
しかし、この afraid、日本語で使う「怖い」と同じように必ず使える単語ではない。
では、どのようなときに使えるのか。

怯えていることを表現するとき。

まず 「私、怖い」と怖い思いをしているときに使うのが、日本語と同じときに使えるafraidである。

I'm afraid. 
「私、怖い」

She is afraid.
「彼女は怖がっている」「彼女が怖がっている」

苦手なことを表現するとき。

He is afraid of heights. 
「彼は高所恐怖症だ」「彼は高いところが苦手だ」

They are afraid of the dark.
「彼らは暗いところが苦手だ」「彼らは暗闇が怖い」

残念な気持ちを表現するとき。

I'm afraid we cannot do that.
「残念ですが、それはできません」「申し訳ありませんが、それはできません」

I'm afraid she can not make it tonight.
「残念ながら、今夜彼女は来れません」

この場合は、基本的には I (私)でしか使用ない。
他の人の残念な気持ちや申し訳ない気持ちを表現するときには、別の言い方をする。

では、日本語のどんな「怖い」で使えないのか。
一般的な話をしているときや 自分自身以外の感情を表さないときである。
「(それ)怖い」「怖い絵」など、人や物を形容するときには使わない。

誤解を恐れずに説明するならば、afraid というのは自分の内側にある感情であり、怯えているときになどで使うイメージである。
何かが怖い、という、その物(者)にその怖さの属性があるときには使わないのだ。

なので、日本語で日常的に使う「怖い」というのは、どちらかというと、

That's scary!
「こわっ!」「それ怖い!」

It's scary.
「怖い」「あれ怖い」

というケースが多いかもしれない。


I hope you got what I was trying to say; if not, I'm afraid I don't know how to explain better at the moment.

言いたいことが伝わったといいんですが、伝わってなかったら、現段階でこれ以上うまい説明の仕方が思いつかなくて申し訳ない。


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