勉強とは 刷り込みである

「勉強はやらなきゃいけない」「算数は難しい」「勉強は楽しくない」
これらは全て大人の刷り込みである。

それどころか『勉強』という考え方自体が刷り込みなのである。

大人にとっては「ひらがなの勉強」であっても、子供にとっては「手本を真似してお絵かきする時間」だったりする。
大人にとっては「足し算の勉強」であっても、子供にとっては「親とのふれあいの時間」だったりする。

『勉強』という言葉を大人が使うまで、子供はそれを知らないのだ。
逆のケースもまたある。

子供にとっては「ブロック遊び」であっても、実際は「空間認知能力の練習」だったりする。
子供にとっては「ゲームの時間」であっても、実際は「勉強アプリ」だったりする。

「勉強=大変」「勉強=難しい」
そんな考えを持っている方は、決してその類の言葉を子供の前で口にしないでいただきたい。

研究者や難関大学など卒業した人間などを集めた番組を見ていると「勉強しろと親に言われたことがない」という人が多い。
それは決して彼らが生まれながらにして頭がいいからではない。(「頭がいい」という否定的な言葉

ネガティブなイメージを持たないことが、継続して努力することへ繋がるのである。

今まで知らなかったことを『知る喜び』を知ることが『勉強』をやりやすくするのだ。

機械オタクは、機械に興味を持ち続けるから、詳しくなれるのである。
アニメオタクは、そのアニメを楽しいと思うから、詳しくなれるのである。
機械の部品の名前も、機械のつなげ方も、アニメのキャラクターの過去も、アニメの世界観も、すべて『学び』詳しくなるのである。

特に子育て中の方には『勉強』なんて言葉は使わないでもらいたい。


There's no such thing as studying when you are having fun, unless someone points it out and you realize it.

勉強するなんてことは楽しければ存在しないのである、誰かが指摘して意識しない限りは。

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