見出し画像

意外と知らないカフェでのマナー教室【マッチングアプリ/お見合い/顔合わせ編】

イタリアトリノ・最古のカフェであるBicerin。260年前の創業当時はカフェというと上流階級の社交の場、出会いの場であり、いわゆる「サロン」と呼ばれる存在でした。
令和に入った現代でもBicerinはその空間を数々の出会いの場としてご利用いただいています。

ポイントは「レディーファースト」という事に年頭を置いてご一読くださいね!!

以前に紹介させて頂いたようなビジネス上の顔合わせなどに使って頂く事はもちろんですが、もちろんデートなどでお使い頂く事も多々あります。
最近ではお見合いの顔合わせや、マッチングアプリでのデートのお席なども多く見かけるようになりました。
そんな皆様へ我々サービススタッフだからわかるアドバイスをここでいくつかご紹介いたします。


【待ち合わせの際はテーブルで!!】
お見合いやマッチングアプリでの初顔合わせの際には、事前に男女それぞれのお名前でお席の御予約を頂戴する場合が多く見受けられます。
その際、お店の前でお待ち合わせの方がいらっしゃるのを待ってらっしゃる場合が多々あります。実はこれはNG!!
出来れば先にスタッフにテーブルに案内して貰い、テーブルでお待ちいただくほうがスマートです。その理由として、店舗のエントランスなどでお待ちいただく場合、遅れて到着されたお相手様にとっては「待たせてしまったのかな?」と気を遣わせてしまいます。


【ソファー(上座)はレディーのお席です!!】
初めての出会いはお互いに緊張するものです。
緊張の中でいろいろなことに気が回らないことはよくあること。カフェでの待ち合わせの際に❶のように男性が先に到着した際は、ソファーや窓際のお席などは女性のために取っておきましょう。
女性スタッフ視点でのご指摘をあえて申し上げると、待ち合わせの際に男が堂々と先にソファーに座ってらっしゃると、かなり「残念」な気持ちになってしまいます。女性は何時でも「レディーファースト」で取り扱ってほしいものなのです。


【食事やスイーツを頼みましょう!!】
であったばかりのお二人のテーブルに、スタッフがメニューをお持ちしますが、ここでドリンクのみのご注文のお客様が結構ございます。
しかしながらここはスマートに男性側からケーキや御食事を一緒にお誘いするのがおすすめです。
というのも、心理学的にも証明されている事なのですが「食事を一緒に取るとお話が盛り上がり、より良い合意につながる」等ビジネスでの鉄則があります。(そのため昔からビジネスマンたちはランチやディナーでの会食をしながらの商談をするようになったわけですね。)
スタッフも「甘いものや御食事はいかがですか?」とさりげなくお勧めしますが「いえ、結構です!!」と断りが入ると、「この人は私と一緒にいるのが屋なのかな?」という印象をお相手様に与えてしまう場合もございますので、予算の許す範囲で何か御一緒にご注文されることをお勧めします。
事実、お茶だけで無くケーキなどを一緒にご注文されているカップルの方が、会話が盛り上がっているケースを多々見受けます。
私達スタッフはより楽しくお店でお過ごしいただくために全力を尽くしておりますので、ぜひ味方につけてみてくださいね。

日本では欧米に比べてまだまだレディーファーストの文化が浸透していない部分がありますが、上記に挙げたように男性がスマートに女性をエスコートできると、サービススタッフとしてもとても素敵に見えますし、ポイント高いです。また、エスコート慣れしている女性というのも同じくです。
女子力の高さを見せようとして頑張りすぎてしまっている方をたまにお見かけしますが、ぜひとも女性自身もレディーファーストを身に着けていただければと思います。


ご興味がございましたらサポート頂けましたら幸いです。 Bicerinの今後のサービス向上に役立てさせていただきます。