小ネタ 阪急電鉄と桃太郎

 今日まで「動物園・その歴史と冒険」という本を読んでいたのですが、その中で箕面有馬電機鉄道(現・阪急電鉄)が作った箕面動物園(1910年開園)という施設に、桃太郎を祀る神社も作ろうとしていた、という記述がありました。
 神社法に背くということで許可が下りなかったというのが、戦前の話という感じです。

 この本では行き過ぎた西洋化に対し伝統文化を再評価する動きと、子どもを新たな消費者として開拓する動きがあわさって、桃太郎人気が高まっていた、と説明されていたのですが、ここで僕の意識を掠めるものがありました。
 阪急電鉄と言えば宝塚歌劇団の運営会社、宝塚歌劇団が初めて公演した演目は「ドンブラコ」で、言うまでもなく桃太郎を題材としたもの。これは当時の阪急に桃太郎が好きな人がいたのではないかと、ちょっと思いました。

 これでしっかり調べてちゃんと記事にすれば面白いのかも、とか思ったのですが、宝塚ファンの人なら当然知ってるような話だったりするとつまらないので、ここで小ネタとして上げておきます。

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