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君たちに伝えたいこと 教養編

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小説とアカウントをわけるか迷ったけど、結局同居させることにしました。 子どもたちに伝えたいことを書いてゆく文章を書いてゆく中で、自分の知識を中心にしたパートです。
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#地理がすき

君たちに伝えたいこと 教養編 目次

 自分の子どもたちに、自分が学んできたことを伝えたい。という意図で、子どもが大きくなった…

びぶ
4年前
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大陸に領土があるけど、首都は島にある国-あるいは地理についての思い違いー

 筑摩選書の「メソポタミアとインダスのあいだ」という本を読んでいます。メソポタミア文明と…

びぶ
6か月前
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バチカン市国って、どの位の広さ?―愛知県民版―

 下の子からバチカン市国ってどの位の広さ?と聞かれたので、ローマの街の中にあるんだから、…

びぶ
6か月前
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ミニ国家の魅力

 以前の記事でマルタ騎士団を取り上げた時にも書きましたが、ミニ国家が好きです。かつて存在…

びぶ
1年前
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父から子へ語る、大雑把すぎるアルゼンチン経済史

 先日、上の子が「アルゼンチンって何が有名?」と聞いてきました。僕は一瞬「アルゼンチンの…

びぶ
2年前
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資料 世界地図の変遷 1980年以降

 先日、「世界地図は変わってゆく」という記事をアップしました。  これだけでは単なるエッ…

びぶ
3年前
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世界史 その1.5 歴史の話は地図を見ながら。

 昔、高速道路を使わずに伊豆半島を車で旅行したことがある。  箱根で一泊した後、熱海に出て海岸線沿いに南下したんだ。曲がりくねった海岸線沿いの道路は延々と続き、予想以上の時間がかかった。本当に本当にどこまで行っても、目的地にたどり着かないと思った。帰りは内陸の道をたどり、「天城越え」という歌で有名な天城峠の近くを通るルート。「天城越え」の歌や、小説「伊豆の踊子」に所縁の地名があちこちにあったが、森や崖に囲まれた薄暗い山道という印象だった。  それからずっと後、今度は高速道路を