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蒼-あおい
2021年3月4日 08:06
ふっと目が覚めたら新緑が眩しい森の中に居た。風が心地いい。ここはどこだろう?あたりを見渡す。風が木々を揺らし、さわさわと葉が鳴り響く。鳥の囀りが聞こえる。その中に聞いたことのない囀りが聞こえた。どこからだろう…声の居所を探す。心の赴くままに声のする方へ彷徨い歩く。ふと木々の切れ間に一際明るい光が立ち込める場所を見つけた。一直線に進む。はっと見上げると一面見たこともない花々が咲き乱れ、嗅いだことのな
2021年2月28日 18:54
月の光に照らされた世界は太陽が出ている時とは違う様を魅せる。妖艶な女達に群がる狼達。自身の欲望を満たすべく次々と捕らえて屍と化した骨の山を聖女の姿をした悪魔が通る。陽の光に照らされ、何事もなかったかのような日常が始まる。 #つぶやき小説 #官能小説
2021年2月4日 09:08
最初はおはようの挨拶だけで胸が苦しいほど嬉しくて。そのうち触れたい、抱きしめたい、キスしたいと欲深くなる。気がついたら離れたくても離れられない泥沼にはまり、もがき沈んでいく。愛欲にまみれ深い滝壺に落ちた。もっともっとと快楽を求め深い闇に堕ちていく。気がつき上を見上げれば針穴ほどの光を讃えそれは高く遠い空。獣に捕らえられ一滴の蜜も逃さまいと身体中を這う舌。その縦横無尽に這う舌に研ぎ澄まされた