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白が200色ある話 | 2024-01-10

1月も3分の1が過ぎようとしております。月日が経つのは早く、何かを成し遂げるには人生はとても短く感じられます。まあ何もしていないので、何かを成し遂げようとした場合、という話はあくまでも仮定になりますが。実に人生には多くの選択肢や誘惑があり、それらに適切に対応しながら何かを成し遂げるというのは非常に難しいのではないかと感じてしまいます。実際、多くの人が何者にもなれずにその人生を終えていくわけですが、それもむべなるかな、というところですね。そうした厳しい現実を前にして、ではどうするべきなのかといえば、好きなことを見つけてその好きなものに対してきちんと向き合う、ということが重要なのではないかと最近よく思います。何かを成し遂げることは重要なのですが、人生を楽しく生きるという上では、好きなものを見つけてその好きなものに関わり続けるということがより重要なのではないかと思います。それは多くの場合趣味であったり、稀に仕事であったりするかもしれませんが、そうしたものに出会うということは人生を豊かに生きていく上ではかなり重要だったりします。どういうきっかけであれ、何かを好きだと感じたらしばしそれに向き合ってみるというのは大事なことなのかもしれません。

というわけで、社会復帰二日目なのですが、基本情報技術者の資格の勉強を始めました。受験の申込みをしたのは昨年の夏で、その時にはすぐに受けようと思っていたのですが、仕事が忙しかったり体調を崩したりしていたせいもあり、結局この春に受験をすることにしました。教科書の第一章がN進数の計算なのですが、いきなりそこで躓いており、今日も午前中はその概念の理解と、奇数の変換の計算の練習問題をやることに費やしておりました。数学的なセンスが壊滅的なので、数の操作というものがとにかく苦手なのですが、やっているうちになんとなく理解できてきたので、こういう時間も必要なのだと割り切って向き合っております。今はリハビリ期間ということで、特に課題もなくお客先の仕事もないので、のんびりと自主課題に取り組んでいるのですが、またお客さん先の仕事が決まると忙しくなってしまうので、今の時間はけっこう貴重なのではないかと思いつつ地道に取り組んでおります。このまま社内ニートになるという道もあるのかもしれませんが、どうなるのでしょうか。

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