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棕櫚の主日


ホサナ。
主の名によって来られる方に、祝福があるように
イスラエルの王に。
(ヨハネ12:13 聖書協会共同訳)
Hosanna! Blessed is he who comes in the name of the Lord, even the King of Israel!
(John 12:13 ESV)

昨年の説明を繰り返しますが:

棕櫚シュロの主日は、教派によって受難の主日や聖枝祭せいしさいなどとも呼ばれ、イエス・キリストが最後にエルサレム入りされたことを記念する日です。

少し前から引用するとわかるように、シュロと言っても実際にはナツメヤシのことです。

その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると聞き、なつめやしの枝を持って迎えに出た。そして、叫び続けた。
「ホサナ。
主の名によって来られる方に、祝福があるように
イスラエルの王に。」
(ヨハネ12:12-13 聖書協会共同訳)

イスラエルの王とはメシア(キリスト)のことですが、群衆がこのようにイエスを大歓迎した数日後、宗教指導者たちの陰謀により、イエスは不当な裁判を受けて十字架にかけられたのでした。

そのため、これからの一週間は受難週と呼ばれています。

そして、次の日曜日がいよいよ復活祭(イースター)です。

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