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棕櫚の主日


棕櫚(シュロ)の主日は、教派によって受難の主日や聖枝祭とも呼ばれ、イエス・キリストが最後にエルサレム入りされたことを記念する日です。

少し前から引用するとわかるように、シュロと言っても実際にはナツメヤシのことです。

その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると聞いて、なつめ椰子の枝を持って迎えに出て行き、こう叫んだ。「ホサナ。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。イスラエルの王に。」(ヨハネ12:12-13 新改訳2017)

イスラエルの王とはメシア(キリスト)のことですが、群衆がこのようにイエスを大歓迎した数日後、宗教指導者たちの陰謀により、イエスは不当な裁判を受けて十字架にかけられたのでした。

そのため、これからの一週間は受難週と呼ばれています。

そして、次の日曜日がいよいよ復活祭(イースター)です。

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