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【Tap04】横浜ベイブルーイング(神奈川)

 全国有数のクラフトビール激戦区、横浜。2011年に関内で産声をあげた横浜ベイブルーイングは、市内最古のマイクロブルワリーである横浜ビールで醸造長を務めた鈴木真也さんが独立して興したブランドです。

 横浜ベイブルーイングといえば、真っ先にピルスナーを思い浮かべる人が多いでしょう。そのピルスナーの本場であるチェコのコンペティションで金賞を受賞(アジア初!)するなど、横浜ベイブルーイングは確かな腕前で着実にファンを増やしてきました。

 2015年には同じ横浜市内の戸塚区に新工場を設立。増産体制を整え、より多くのファンにビールを届けられるようになりました(私が取材した当時に稼働していた関内の醸造所は2016年に醸造終了)。

 ビール産業発祥の地である横浜から、次々に人気ブルワリーが登場している現状の中でも、とびきりの存在感を放っている横浜ベイブルーイング。
 横浜と東横線で結ばれている代官山でも、引き続き同社自慢のピルスナーを紹介していければと思います。

 なお、横浜DeNAベイスターズの本拠地、横浜スタジアムで販売されている「BAYSTARS ALE」も、実は同社が醸造したもの。ビール好きと野球ファンのための豆知識でした。

〈Text By Satoshi Tomokiyo〉


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