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今年度の記録と、いま思うこと。

「学校と地域を行き来する学校コーディネーターになるぞ!!」と声を上げて退職し、働き始めた今年度。およそ11ヶ月の記録を正直にここにまとめます。

4月
・非常勤講師スタート
・ジェラート屋さん勤務開始
・Edcamp TAITO#6「遊びの中で学べることって何だろう?」開催

5月
・ジェラート屋ワークショップ企画「お母さんにマフィンを贈ろう」開催
・「この通りで何かできたらいいね会」開催
・フキダシカフェ#4「今年度やってみたいこと」開催
・探究PLAYers!参加

7月
・フキダシカフェ#5「うれしかった話を、しませんか?」開催
・ジェラート屋含む近隣5軒とイケナツ開催

8月
・エデュコレonline「学校は変われる」開催
・School Voice Project 対話合宿参加

9月
・Ecamp TAITO「街中×子ども×場づくり」前編「はじめてみた人の話」開催
・Ecamp TAITO「街中×子ども×場づくり」後編「はじめてみたい人の話」開催
・フキダシカフェ#6「自分の教育観を見つめてみませんか?」開催
・対話に生きるゼミ参加

10月
・エデュコレonline「子どもの専門家と考える地域の可能性」開催
・キャリア教育実践基礎講習 講師
・対話に生きるゼミ合宿参加

11月
・My Town Campus  ax-factory×Edcamp TAITO開催

12月
・エデュコレonline「地域に開かれた学校づくりのリアル」開催

1月
・キャリアカフェ「渡邊洋次郎さんのお話」@さんさき坂カフェ開催
・キャリアカフェ「旅×アート×仕事」@さんさき坂カフェ開催

2月
・フキダシカフェ#7「学校で働く魅力、語り合いませんか?」開催
・ジェラート屋含む近隣5軒といけふゆマーケット開催

3月
・Ecamp TAITO、アスクネットさんENGINE TOKYOにて分科会開催

非常勤講師

新しい学校での勤務は正直慣れることで精一杯。6学年中5学年で複数の教科を担当させてもらったことで、準備は大変だったけれどいろいろな先生方とコミュニケーションが取れたことは本当によかった。忙しすぎる先生方を前に、少しでも力になれたらとひたすら任せてもらっている授業に専念しました。来年度はもう少し先生方とゆっくりお話しできる時間が持てたらいいなぁと思います。また、授業の専門家として入らせてもらっていること、挑戦にとても寛容な学校であることに感謝して、私自身がもっと授業でチャレンジしていきたいと思っています。

SLOW GELATO in bulk

ジェラート屋で働くようになったのは「街との接点を作るような企画をしてほしい」というオーナー(同級生ママ友)からの願いと、「街中にも軸足を置いて働きたい」という私の願いが一致したからだったのですが、実際に勤務するようになるとお店の営業や仕込み作業で精一杯になってしまい、そんな企画は1回しかできませんでした。そこで、2月からはお店の「地域コーディネーター」として動くことになりました。定休日を利用した子どもや親子が立ち寄れるような仕組みづくりや、街との接点づくりなど、いくつかを構想中です。

エデュコレonline・School Voice Projectフキダシカフェのファシリテーター

オンラインでの教育に関する対話の場作りを行なってきました。子供の専門家として地域コミュニティを作っている方のお話をお聞きしたり、コミュニティスクールの実践に関する対談をライブ配信したりと、自分の関心に沿って企画をさせてもらいました。Schoo lVoiceProjectは全国に仲間がいるという心強さが支えになっています。いろいろな立場から、本気で子どもたちのこと、教育のことを語り合える仲間がいます。こうしたオンラインでの対話と日常的に顔を合わす方々との対話、どちらも大切にしていきたいです。

小さく始める地域の会議

近隣5軒で始まっているこの企画。なんとも緩やかにそれぞれができる範囲で関わっています。夏に「イケナツ」を開催し、冬には「いけふゆマーケット」を開催。
「この通りをホコ天にしたいんです。」という大家さんの昔からの願いを実現したいと始まったこの会議。これからどう進んでいくのか、まだまだ不確定要素だらけですが楽しみなことの一つです。

キャリアカフェ at さんさき坂カフェ

キャリアコンサルタントの方がカフェのオーナーさんに声をかけ、「こういうの興味ある?」とオーナーさんから連絡をもらって始まったこの会。このお店は私のどん底時代を支えてくれて、街を好きになるきっかけをくれたような場所です。ふらりと立ち寄れば誰かに会える、話ができる、笑える、そんな場所でした。結婚・子育てで常連として通うことはできなくなってしまいましたが、こうしてチャレンジさせてもらう場所になっていることが本当に嬉しいです。1月の「旅×アート×仕事」回では、かなり前のめりに企画させてもらいました。表現する人たち、自分の感性に従って信じた道を生きる人が好き。そんな人の人生観を深掘りするような時間をこれからも作っていきたいです。

Edcamp TAITO

今後の方向性を検討中です。せっかくできたご縁を大切にしたいと考える一方、私自身がまだ何もできていないという状態。「区」というめちゃくちゃ大きい規模に対して何かアクションするというよりは、区内を中心とした繋がりづくり、1つの学校や1つの通りで生まれる物語を一緒に作っていくようなことができないかと考えています。細く長く続けようと決めているので、これからも定期的に開催していきます。

振り返りと今後

振り返ってみると、毎月のように何かしらの企画をしていた1年間でした。常に追われている感覚で「告知しなきゃ」「人集まるかな」と不安に駆られる時期も。でも、学び多い時間でした。また、今年の後半は街中での企画にも関わらせてもらえるようになってきました。学校にいろんな大人を巻き込むこともちろん理想的ですが、巻き込める大人の数や内容には限りがあります。街の中に子どもの居場所が生まれ、それが街の景色の1つになるような(クローズではないイメージ)ことができたら、もっと「地域で子どもたちを育てる」ということが身近になるのではないかと思っています。

これからも、イベントできっかけを作ること、対話することも継続しつつ、私自身が地に足をつけて何ができるのかを考え続けていきます。