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ヘプタゴンのM&Aによるデジタルキューブグループへの参画について

本日、ヘプタゴンがデジタルキューブの子会社となることを発表しました。
今後ヘプタゴンはデジタルキューブのグループ企業として事業を行っていくことになりますが、
ヘプタゴンとしての事業や体制はこれまでと変わらず、テクノロジーを使って、東北地方を中心に、皆様の仕事や生活が豊かになるようにお手伝いをしていくことをまずはお伝えします。
とはいえ、一つの区切りではあるかなと思うので、今回のM&Aに至った経緯や思いを残しておきたいと思います。

小賀さん、デジタルキューブとの関係性

小賀さんと一番最初に会ったのは、私が初めてJAWS-UGの全国イベントに参加したJAWS DAYS 2013でした。
小賀さんは黎明期のJAWS-UGの運営の中心にいて、当時から地方にいながらもAWSとWordPressを武器にリモートワークで少数精鋭でグローバルをマーケットにビジネスをしているという、創業したての私にとっては衝撃的な存在でした。小賀さん、デジタルキューブから少しでも多くのことを学ぼうと、全国/世界各地のコミュニティ、勉強会、re:Inventなどで一緒に多くの時間を過ごし、私がJAWS-UGの全国代表やJAWS DAYSの実行委員長を務めるチャンスをもらった際には、自信なくあたふたしている私の背中をかなり強めに蹴ってもらうなど、たくさんの成長のきっかけを作ってくれました。
現在のヘプタゴンの少数精鋭でフルフラットでフルリモートなチーム、マインド、カルチャーのモデルは、間違いなくデジタルキューブにあるし、私個人としても小賀さんは尊敬するメンターであり友人です。

iPhoneに残ってた小賀さんの一番古い写真(お互い若い…

M&Aの経緯

M&Aのきっかけになったのは、2021年末に小賀さんを含むいつものメンバー数名で集まった際の何気ない会話でした。会社経営の話題となり、私と小賀さんが会社全体の意思決定を最終的に1人で判断するのは大変だよねって話をしている中で、R3 Instituteの金春さんが「うち3人でやってるよ」と...
私と小賀さんは内心(それズルい羨ましいな)と感じ、冗談半分で一緒になれば楽だねーみたいな話をしました。

(しかし、そこから二人は少しずつお互いを意識し始め...)

今年の7月20日(ヘプタゴンの10年目の設立記念日)にたまたま目黒のAWSJでばったり会いそのままご飯へ。
その場で、小賀さんから「ぜひ一緒にやっていきたい」「共に協力して成長をしていきたいという」という熱いオファーをいただきました。
「顔を知らない100万人を幸せにするよりも自分たちの身近な100人を幸せにしたい。」という理念でやってきた私にとって、身近中の身近な小賀さんを助けてあげないのは一生後悔するなと思い、前向きに検討をすることに。

その後、様々な面から話し合いを重ね、最終的にはM&Aをすることで事業面や組織面においても両社にとって成長できるという確信が持てたので、グループとして事業を行っていくことを決定し、11月17日(デジタルキューブの設立記念日)に発表という経緯になりました。

両社とも地方の企業というのを一つのアイデンティティにやってきたし、それはこれからも変わりません。
コミュニティを介して、同じ想いを持った離れた場所の地方の会社が一つになる。両社の事業/カルチャーがより大きな価値を生み出して、今回のようなM&Aの形が地方企業の選択肢一つになるように頑張りたいと思います。
(今回のM&Aのイメージはフュージョンだけど、なんかかっこいい名前が欲しい)

仲人の金春さんとのスリーショット

皆さんに感謝

ヘプタゴンを10年やってこれたのは、自分の家族、田舎の小さな会社に入社を決断してくれた7人のメンバー&その家族、いい人ばかりのお客さん/パートナー、コミュニティの仲間たち、切磋琢磨してくれる青森&東北の経営者仲間の皆さんのおかげです。
特に、何もない頃から支えてくれて、いつも私の先を走ってくれるエスツーの須藤さんとソルブレインの櫻庭誠司さん&佑哉さん、AWSx田舎のきっかけをくれたインプレイス後藤さん、AWSx田舎を事業としてやっていく確信を持つきっかけを作ってくれたAWS KoreaのChanny Yunさんにはいくら感謝してもしきれません。

さて、これから次の10年が本当に楽しみです!
小賀さん、デジタルキューブの皆さんよろしくお願いします!

ついさっきやった両社の顔合わせ

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