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ナッジのきほん②:おすすめ本の紹介


これからナッジについて知りたい実務者のみなさんに、厳選した必読の本をご紹介します!

実践 行動経済学(リチャード・セイラー, キャス・サンスティーン著)

選択の自由を保持したまま望ましい方向にそっと後押しする政策手法、「ナッジ」を提唱した本。特に前提知識がなくても読めます。


行動経済学の使い方(大竹文雄著)

ナッジの政策活用の基礎から実践まで新書でコンパクトに紹介。ナッジの作り方、多数の事例が掲載、解説されています。

上のリンクから「はじめに」が読めます。


今日から使える行動経済学(山根, 黒川, 佐々木, 高阪著)

ナッジの理論的基盤である行動経済学のテーマごと見開きで解説イラスト豊富で気軽に読めます。初心者の方は、「行動経済学の使い方」を読む前に一読するとイメージが掴みやすいかもしれません。


 データ分析の力  因果関係に迫る思考法(伊藤公一朗著)

ナッジって効果がありそうだけど、そもそもどうやって効果があるって判断しているんだろう?と思ったあなたに。「この政策を実施したからこういう結果になった」という因果推論の手法について新書でわかりやすく解説。


さらに知りたくなった方へ

ファスト&スロー(ダニエル・カーネマン著)

2002年ノーベル経済学賞受賞の心理学者・カーネマン博士による、人間の2つの思考様式(システム1とシステム2)を多数の心理学実験の事例とともに紹介した名著。


このほかにも、黒川博文先生(兵庫県立大学)「行動経済学の本棚」には、さらに多数の書籍やTEDなどの映像が紹介されています。興味を持った方は、ぜひ見てみてください!


お知らせ

経済セミナー6・7月号はナッジ特集!かなり充実した特集になっているようです。ぜひこちらもチェックしてみてください!





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