何故、それでも尚、『友達』を求めるの
1人が好きだと思っていた。そう思い込むようにしていた。他人との交わりで生まれた傷や、交わりたくてもできなかった後悔があまりにも痛むから、こんな思いをするくらいなら『1人が好き』だと思ったほうが楽だった。
けれど、そんなまやかしはふとした瞬間に解けてしまう。どれだけ1人の時間を愛おしく思っても、ふとした瞬間にたまらなく寂して悲しくなったりする。
というか、そもそも"まやかし"だと気づいてる時点で、私は楽にはなれないんだよな。
てかそもそもなんで、こんな苦しい思いをしてまで他人