見出し画像

妊婦になっていく妻を横目に、夫は何を思うのか

現在妊娠12週、数々の体調や心境の変化を受け入れ、やっとひと息ついたなという今日この頃。

先日、夫と久しぶりにゆっくり話す機会がありました。
そこで、夫から意外な心境を聞くことができたので、忘備録としてnoteにまとめます。

妊娠の喜びと私の変化

私たち夫婦は、結構仲が良い方だと思います。

付き合ってから9年目。
一緒に住み始めてからは4年目。

いろいろ試練もありましたが共に乗り越えてきた戦友のような、親友のような、互いに尊敬する一面があって、何でも話し合える関係性。

結婚式後、子どもを望んでいた私たちは
妊娠がわかって手を取り合って喜びました。

本当に本当にうれしかった。

でも、妊娠5週頃から早速つわりが始まった私は、自分の体調の変化についていくのに必死の毎日。

日々変わる食べれるモノ。
食べたいモノはあんまりなくて、食べてみてアリかナシかわかって、食後の気持ち悪い度合いまでみないと、そのご飯が成功だったかわからない。

それに加えて、慢性的な疲労と眠気。
息切れ。体力低下。

何かを成し遂げようというガッツは1ミリもなく、ただ日々を穏便に過ごすことに徹しておりました。

そんな中、夫はめちゃくちゃ優しくて、体調をとても気遣ってくれるし、帰りが遅いにも関わらず、家事全般を当然のように引き受けてくれました。

しかも家事スキルがどんどん上がっていくし!
神様…!!

だから、体調は辛いけど、気持ち的には満たされている部分もあり、とても安定して過ごすことができたのです。

本当にありがとう!!!泣

…というのは、私目線のお話で。

夫からすると、この妊娠初期どうだったのでしょう?

夫目線の【妻、妊娠初期】

当時の心境を話してくれました。

「なんかうまく言えないんだけど…
 暇だったんだよね」

?!??

こちらからすると、夫におんぶにだっこ、
何から何まで気遣ってもらって申し訳ない…!!!
という気持ちでいっぱいだったし、
実際仕事や勉強で忙しくしてたように思えたから、暇とはどういう意味?!という感じ。


「こんなこと言うと失礼って思われちゃうかもしれないけど…
mochiが頑張ってくれてるの見てて、本当に感謝なんだけど、いいなってうらやましく思ったりもして。
俺の知らぬところで赤ちゃんと2人進んでて。
だから俺もできること当然やってきたんだけど、なんかちょっと退屈で…変化欲しいなぁと思ったりしちゃった」


なるほど。
これはちょっと目から鱗でした。

言われてみると、たしかにおっしゃる通り…!

自分が共感することのできない妊婦マイナートラブルに苦しむ妻がいて、家事やなぐさめることしかできなくて(それだけでめっちゃ充分だけど!)、知らない間に妻はどんどん母に変わってて、妻が動けないことにより夫婦2人の楽しみもいろいろお預けで。

かといって、飲み会に出向いたり遊びほうけるのも気が引けるそうで(私は別に気にしないけど)。

なんか、夫にものすごく淋しい想いをさせてしまっていたんだなぁと。

打ち明けてもらって初めてわかりました。涙

(夫の名誉のために言っておくと、私を責める訳ではなく、自分でも不思議な気持ちなんだよね〜というトーンです。
なので、私も夫目線ってこうなのね!!と純粋に受け止めることができました。)


妊娠前と比べるとたしかに…

たしかに、妊娠前は2人の晩酌タイムが至高の時間だった。
美味しいお酒買って、おつまみ作って、お互いの夢の話、過去の話、将来の話、たくさん話して日付回っちゃうこともしばしば。

餃子パーティー、サムギョプサルパーティー、トルティーヤパーティーなどなどおうちパーティーもたくさん楽しんだなぁ。

趣味はあまり被っていないから土日の日中は別々に過ごすことも多いけど、近くの公営ジムに一緒に行ったり、晩ごはん一緒に作ったり、2人で過ごす日常シーンは、1人で過ごすよりもうんと楽しくて、しっくりと心地良いものでした。

それが突然なくなっちゃうなんて、私は必死の日々だったからさみしいという感情は皆無だったけど(笑)、夫はそりゃあ物足りないよねぇ。

いろいろ我慢させてしまってごめんね。


マタニティマークを手に入れたことで、自分と赤ちゃんを大事に過ごそうということばかり考えてしまっていた自分がいた気がする…

妊婦として、本能的にそうなるものなのかもしれないけど。
でもそれだけではいかんなと。

なんだか夫のことがとても愛おしく感じました。

赤ちゃんが来てくれて、これからも関係性は変化していくのは間違いない。

それでも、ここまで過ごしてきた大切な夫婦の時間や絆を少しでも忘れずに過ごしていきたいな。

危うく忘れかけていたとても大切なことを思い出させてもらいました。

やっぱり、面と向かってお話する機会は意識的に設けていかなきゃな!

体調が回復してきたから、ノンアルでも夜遅くまで2人パーティーしたいし、マタニティスイミング兼ねてジムもまた行きたい。

妊娠期間もたくさん楽しもうっと♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?