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狂気を宿せ、ゲームが生えてくる


このnoteを読むことにより、
ゲームの生やし方が分かります。


BGMはこちらです。

お前誰だよ

こんにちはばーすからです。知ってる人はこの段落飛ばしてよいです。

趣味でゲームを作っています。
本業はプログラマーとかではなく、普通にフルタイムで人に頭下げたりしながら働いて余暇でゲームを作っています。
2017年からゲームを作り始め、大体20個ぐらいのゲームをつくり、そのうち4作はsteamにて発売中です。

パブリッシャーさんなどはついていませんがお陰さまで最新作は「非常に好評」の評価が付きました。口コミが大きいと思います。つまり遊んでくれた人が広めてくれたおかげです。大感謝。

私はゲーム中グラフィック、効果音、BGM、プログラム等ひとりで作っています。
最近は宣伝やタイトルに使うイラストだけ依頼したり、声優さんに声を入れて貰ったり、サントラにDJさんのリミックスを入れたりはしてますが、本筋はほぼ一人で作っています。進捗に他の人の予定が入ってくると大変なので。

狂気を宿すとゲームが生えてくる

言いたいことの本筋は以前作った以下の動画をご覧になって頂ければいいと思います。

私はよく「ゲームが生えてくる」という表現を使います。
実際、ゲームを作るとゲームは生えてきます。

Twitter(X)でゲームデザインについて語ったり、「面白そうなことはじめてます!」とか意味深なことをつぶやいたり、色んな事から刺激を受けたりしてもゲームは生えてきません。

何も成果物がないのにそういう論を沢山述べてフォロワーが増えた自称制作者アカウントが最終的に投資詐欺を行ったという事例を知っているので、そこら辺は凄い神経質になってしまいます。ごめんな。

ゲームを作るとゲームは生えてきます。

周囲を見てみると、どうやら狂気を宿さないとゲームは生えてこないということが分かってきました。

狂気とは

知り合いの方が言っていたのですが、
「狂気は習慣」だと言っていました。

その人は毎週月曜日に三時間DJ配信を延々と続けていました。
凄いなぁと思いながら見ていたのですが、よく考えるとクリエイター諸氏は似たようなことをやっていることに気づきました。

ゲームを作るのに必要なのは「習慣」だと思います。

余程短いゲームでなければ、数か月から数年かかるのがゲーム制作です。
つまり、習慣的に作業をしなければ完成しません。

仕事に行く前にゲームを作るか、仕事終わりにゲームを作るか、休みの日にゲームを作るかしないといけません。

詳しいことは知りませんが同人誌を作るのと似ていると思います。
「進捗ないです~w」と呟く時間で変数一個足すと進捗となります。

即ち、私もこんな駄文を書き散らかす前にドットを打つなり、プログラムを書くなりすべきです。

「アクティブレスト」という言葉があります。
積極的に休養を取りにいくことです。
疲れている時に軽い散歩や水中ウォーキング、ストレッチ等をすることにより体を休める手法です。多分、この文を書くのもそういうアレです。

狂気の宿し方


毎日手を動かしてみてください。

1~2日サボってもオーケーです。
毎日という土台を意識しながらサボってください。

私は疲れた日は帰宅途中でおにぎりなど簡単なものを食べ、そのまま家に着いたら寝るようにしています。こうすることで寝れます。

手を動かしてください。

ゲームを作ってください。
そうするとゲームを作ることが出来ます。

ゲームを作るのに疲れた場合はSNSを見るのではなく、
10分ほど散歩に出かけたり、youtubeのストレッチ動画を見ながらストレッチをするなどすると良いです。

もっと気軽にゲームは作っていいんだよという声も聞こえてきます。
お前大したもんつくってないやんけ、という声も聞こえてきます。

しかし、それらの声に耳を傾けてもゲームは生えてきません。
恐ろしいことです。

マインド的にはビジネス書の体育会系信念を忠実に遂行するような状態になります。が、ビジネスと違うのは完成がゴールということであり、成果物を誰も遊ばなくても自分の中から何かを吐き出せただけで偉業ということです。

完成がゴールではないという意見も勿論ありますが、最初に完成しないことをゴールに設定するのはかなり強固な理屈が必要に感じます。

このようにしてゲームを生やすことに成功しても、そのゲームを遊んでくれる人がいるかは割と疑問です。

私はそれは嫌だったので処女作からニコニコ動画に進捗を投稿していくということをしましたが、そこまで賢い手段でもないと思いました。

創作の恐ろしいところは、ここまでやって習慣化しても、「良いもの」が生まれるかは全くの別問題というところです。
が、ここがスタートラインというのも確かです。

自分を褒めながら、自分を上機嫌にさせながら、ゲームを生やしていきましょう。

この文も私が私をアゲていくために書いているのだと、今気づきました。

自分に手を動かせと言い聞かせながら、それでいて自分に甘く、大した成果物が出せなくても自分を褒め、手を動かし続ける。

これが必要な狂気です。









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