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どこにも行かずほぼ誰にも会わなかったけど、素晴らしい1年だったので、知らんがなと思われてもばくっと振り返る。

1年365日のうち最も、休眠ブログが一時的に復活しがちな日です。
価値のない駄文があふれだして、海の先の先へこぼれ落ちてしまうの?/今、あなたにGood-Night(by “最後のnote”)

流行りウイルスのガチり一服とともに、なんとなく書かなくなったnote。昨年の年末の記事は、わずか5コ前でした。ありがとうnote。こんな泡沫アカを無償で保守してくれて。1年間お疲れ様でした。
んで、こういう記事書いてました。↓

なんといっても整音というものを初めてやらせてもらう機会をいただいた、映画『犬ころたちの唄』
この頃は短編集ラストの三編目がWEB公開となった時期でした。その後1つの長編に再構築され、遂に今年11月、横川シネマで劇場公開。好評を博し年明けから早速アンコール上映、そして各地へと、以下のようなことになっておられます。

広島県
横川シネマ
公開日:2022年1月7日(金)〜1月13日(木)
東京都
池袋シネマ・ロサ
公開日:2022年2月19日(土)〜3月4日(金)
愛知県
名古屋シネマスコーレ
公開日:2022年春
新潟県
新潟シネ・ウインド
公開日:2022年春

映画「犬ころたちの唄」劇場情報

えれえことだ。凄いことだ。

長編の整音、サントラの一部ミックスとマスタリング、特報・予告編の整音など一連の音の仕上げ作業で秋ごろまで。自分は制作チームにはおそらく最後に合流し、撮影現場に行ったこともなし、ひたすら自宅作業でしたが、そんな私でも横川シネマでの上映がスタートしてからの、評判の拡がり、温度が上がっていく感じ、ムードがええ感じになっていくええ感じ、を端から感じ、横シネで自分も鑑賞して、これはほんとにまことにもってええ感じや!と思いました。来年も前田監督・深夜兄弟の快進撃の1年となりますように願っています。

音楽作品のマスタリングの方に話を移しますと、(犬ころサントラ以外では)今年はムカイダー・メイさん「暮らそう」リマスタリングを皮切りに、ミカカさんトリビュート2nd、the Loupesの配信シングル(12)や7インチ、ドッグフード買い太郎さんミニアルバムクボユーリさん配信シングル、他サブスクにないもの、非公表?なもの合わせて10タイトルやらせてもらえてました(たしか)。

いつも頼ってくだすってありがとう、みなさん。大事な大事な作品を、自分に預けてくだすっていること、来年も噛み締め、気を引き締め、野良なりにリソースを投じてスキルアップしていきたい思いです。

なんとなく。
非常に陳腐というか、それらしく言おうとした結果バカが露呈するビジネスマンなことをあえて言いますと「ローカルにおける持続可能な創作活動」、そんな場に微力ながら貢献できれば、というか、片足だけでもええから僕も寄せてもらえれば、喜びやなということを感じた1年でした。
なんとなく。または、なんちゃって。

ところで。
1コ前の記事(7ヶ月前)にこんなこと書いたんです。

私の新しい音源作品、
『毛玉と律動』。
全曲インストゥルメンタルの8曲入りアルバムで、
各社配信サービスにて公開。
(中略)
ということで、そういった感覚を元にしたアルバム『毛玉と律動』は、現在1曲もできていません。というか1音たりとも録ってません。
(中略)
30歳くらいの時に「まあ40歳までにアルバムできたらいいや」って言ってたらほんまに40直前になってもうた。あるよね言霊。そして毛玉。だから書いた。

https://note.com/bgy/n/n0f2caf6c6ce5

要は「わいも何かつくりたいんや!」になってしまいました。
やはり言葉から意識へ、意識から行動へ、なんでしょうか。MIDIキーボードを手に入れ、本当にBGMをつくりはじめることができました。

とりあえず今4曲配信公開しています。最初「爆笑の人」ができた時、こういうのやってみたかったんやぁあ!て思いました。
あくまでBGMではありますが、お試しに聴いてみて、作業用BGM的なプレイリストがあればインしてもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです。

※この記事最後に4曲まとめたSpotifyプレイリストつけてます。

機がガチ熟ししたんです。自分の内面でだけの話ですけど。
これまでの演者&エンジニア経験を総動員して、LP1枚分くらいの尺のアルバム作品にしたいと考えてます。配信のみだけど。
あんな場こんなお店でかけてもらえないだろうか?、アートワークは誰かに頼めないかしら?、そんなことを夢想したりもするのですが、一方で、もしや自分のセンスや能力がかなりバグばりに劣っていて、友人知人はみんな気を遣って閉口してしまっているのではないか?という不安もありますが、だとしてもやるしかない。視界圏内のことを理由に足踏みするのは、ただのやらない人の言い訳であります。1回カタチにしとかんとあかんターンです。

“犬ころたちの唄”のような、チームでうねりをつくりながら創作をすることは、自分にはできませんが、私の中の概念としての“犬ころたちの唄”が、「やれ」と響いて背中を押してくれます。そして私の中の概念としての“秋本音楽事務所”が「とりあえず、やらなくても、辞めなければいいよ〜ん」と響き、脱力を誘います。邪魔しないでもらえますか。
どちらも、“ありがとう、やじるしたちよ”(byミカカとアカノタニン)
と、カタチになったら唄いたい。

写真は周月のつけめんです。来年もよろしくお願いします。

今日の3曲

・ ・ ・

『と或る広島』

エンジニア参加させてもらった親交あるミュージシャンたちの配信作品をぶちこみました。シャッフルで聴くと面白い流れクるかもよ。
作品リスト(今日現在)
・『安芸門徒楽団 Vol.1』 / 秋本音楽事務所
・『安芸モンド楽団 Vol.2』 / 秋本音楽事務所
・『ツキツキミノル その2』 / 山広朋実
・『MY NAME IS』 / ジョンとポール
・『ギンガ』※単曲 / 久保モリソン
・『ギターのヘタクソ』 / ミカカ
・『桃源郷へ』 / クボユーリ
・『大人になってしまった』 / Jacky
・『ライフイズ』 / ムカイダー・メイ
・『グレイトサツマイモ』(Single) / the Loupes
・『Story Writers』(Single) / the Loupes
・『esatachi』 / ドッグフード買い太郎
・『血潮に舟』(Single) / クボユーリ

BGMアルバム制作中


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