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39歳になりまして。|シンプルとは|憧憬のノルウェー

肩が上がらんのですよね。右が。

半年くらい前からなんか痛くて、最近いよいよ刺すように痛い。肩と腕の継ぎ目が。風呂で左半身が洗いづらい。洗レヽ⊃″らレヽょ❗️
腰痛とも付き合い長く、人間ドックはこの度めでたく「D2要精密検査」の結果を心電図において賜りました。親も70を越えて健康面の心配をしつつ、一方自分はすちゃらかにやってたつもりがうっかり中間管理職として部下を持つ立場となって、なんかそんないっぺんに来なくてもよくないすか…ーーとまあそういう歳やね、といえばそれまでですが、身体のガタや心配不安が増えるのもまた人生の駒を進めてきた証でもあります。ひとつひとつ後悔のないよう向き合うしかないのよね、できることやるべきことはシンプルなはずよ、と呼吸を整えて30代最後を駆け抜けていきたいとぞ思ゆ。健康投資のApple Watchゲットだぜ、yeah。何はなくとも妻の支えあって、今の自分ありです。

標題のとおり今日で39歳になり、決意的なことを書きたかったのに、ほんのり暗い書きぶり。というか世の中が暗い。暗いというか動乱。とんでもないことが起こる乱世とあって、それら事件や事柄の経緯や背景を興味本位で知ろうにも余りにも複雑。嗚呼世の中って、社会って複雑なんだなーと思いを致しそっ閉じ。ということが増えました。自分のできることやるべきことはシンプルだからといって、世の中がシンプルというわけではないのね。黒幕ラスボスがいるなら倒せば仕舞いだけども、そう単純なもんじゃないんだよ。というか、もはや黒幕がいてほしくてしょうがないんですかあなた?みたいな言説を見聞きするにつけ、Twitter上だけの分断にシンプルならざる思いを馳せるけど、それはまた別のお話。

音楽ライブの"場"にはコロナんなってから顔を出さないままに、今は気分じゃないからまた弾きたくなるまでギターは弾かなくていいやと思っていたら、前述の肩痛でギターを構えることすら痛苦になってしまいました。この肩痛が腰痛と同じく、今後も長く続くものだとすれば、わりとリアルに私の「ライブ演奏」というライフワークのひとつは終了です。中2のときから弾いてきて、辛いときにはジャランと鳴らす、心の支えの1つだったのに。

しかし淡々とした心持ちで受け止めていて、それは創作自体は続けられているからだと思います。DTMっすな。とりあえず40歳までにDTMによるインストゥルメンタル、要は歌のないBGMのアルバムを完成させて配信開始することが当面の目標です。自分は歌を作り人前で実演することよりも、音を重ねて構築作業を家でドゥフドゥフ言いながら形にすることの方が向上心が湧き、心が満たされるぞと。そういえば高校卒業の春休みも昼夜宅録ばっかりしてたなと。これに気づけたのはコロナ禍の中のひとつの救いでありました。これもある種、人生をシンプルにしてくれたとも言えなくもありません。

そして最近、とかくノルウェーにお熱です。Spotifyが勧めてくれる音楽でいいね!と思ったら高確率でノルウェーのミュージシャン。最近では、もはやノルウェーのミュージシャンしか勧めてくれなくなりました。耳に脳に心地よいテンション。シンプル、ミニマルな音数で明快な旋律を、巧みに折り重ねるアンサンブルの、アイデアとダイナミクスの豊かさに感動し、興奮します。トップの画像は買い漁ったLPレコードです。ありがとうインターネッツ。

日本を出たことがない海外童貞ですが、ノルウェーなら行ってみたいとさえ思い始めました。オスロ。この電車の運転席から眺める街並みとか最高なんすよ。日本の地方みたいな感じもあって。ホームプロジェクターでの鑑賞推奨。

本稿にオチや結論はありませんので、そんなノルウェーのミュージシャンのお気に入りの曲をいくつかご紹介して終わるわよ!どれもアルバムとして素晴らしいので興味わいたらアルバム通して聴いていただけろ。Ser deg!(読み方はわからないけど、またね!です)

Maridalen / Bortenfor

Frøkedal / Frola

Fieh / In The Sun In The Rain

Masåva / Masåva

August Kann / This is the Sound

Veps / Open the Door


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