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[アーカイブあり]業界リサーチや人とのつながり そして積極的な行動が自分の力に

2024年5月30日、Waveleap は WAKE Career(ウエイクキャリア) へとサービス名称を変更しました!


こんにちは!
私たちは、テックリードを目指す女性・ITエンジニア向けハイスキル転職サービス「Waveleap」を運営しております。

当社のビジョンは、「「なりたい」を解放する」。
ジェンダーギャップのあるIT業界で、女性・ITエンジニアが新しいことにチャレンジし、自分の「なりたい」を解放することを応援しています。

女性・ITエンジニアとして現在ご活躍されている方に、現在に至るまでの失敗やバイアスからのしくじりなどをお聞きしました。
今回は第6弾となります。

前回の記事はこちら

バックナンバーはこちらをご覧ください


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※ Waveleap登録者限定で、今回の講座をアーカイブコンテンツとして動画を公開中です!

<視聴方法>

1.まずはWaveleapにご登録ください!
https://waveleap.jp/signin

2.ログイン後、右上メニュー、あるいはヘッダーメニューの 「アーカイブ」 をクリックします。

3.当該講座をクリックして動画をご視聴ください。

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Yumiさんプロフィール

SES企業を4社経験し、現在は地方でSESエンジニアとして勤務。 インフラ分野で、設計をはじめ構築〜保守運用まで携わる。 前職ではプロジェクトリーダー(PL)や管理職経験もあり。IT業界から離れて働いたことも。パートナーが単身赴任中のため、1人で子育てに奮闘中。


SESエンジニアとしてキャリアを重ねてきたYumiさん。
今回はYumiさんに異業種への転職を経て気づいたこと、キャリアをつづける上で悩んだ点をお聞きしました。


新卒でIT業界に飛び込むも異業種へ転職

——エンジニアになったきっかけは何でしたか?

学生時代にサーバーを触る機会があって、面白いと思ったことがきっかけです。そこでIT分野に興味を持ち、新卒でエンジニアとしてIT企業に入社しました。

この会社は主な事業としてSES(システムエンジニアリングサービス)を展開している会社だったのですが、実は入社するまでSES企業であることを知らなかったんです。

SESはシステムエンジニアの技術力や労働力をお客さんに提供する契約形態なのですが、家族からは非正規雇用の派遣社員ではないかと心配されました。実際はそうではないのですが、私自身も入社してからSESの働き方を理解したので事前の勉強が足りなかったと思います。

——一度IT業界から離れていますが、その理由は何でしょうか?

私は、「コマンドを実行するのが楽しいからIT業界で働こう」と、やや短絡的な理由で就職先を決めました。しかし、20代の中ごろに「あまり深く考えずにキャリアをスタートしてここまできてしまったけれど、本当にこのままでいいのだろうか?」という思いがわいてきて。

仕事に不満があったわけではないのですが、頭の片隅にずっと引っかかっていたモヤモヤを払拭したくて、一度IT業界から離れてみようと考え退職しました。


再びエンジニアとしてのキャリアをスタート

——再びIT業界に戻ったきっかけは何でしょうか?

IT業界から離れて、営業や保育士補助の仕事を経験しました。

一方で、学生時代に感じたエンジニアリングに対する楽しさや面白さはずっと消えていなかったんです。振り返ると、楽しいという気持ちがあったからこそ、壁に当たってもエンジニアとして踏ん張れていた。
他の業界の仕事は「やってみたい」という好奇心は満たされましたが、それ以上のものはありませんでした。

この経験があったからこそ、「好き、楽しい」という気持ちは自分にとって想像以上に大切な要素であることに気づいたんです。

最初に感じていた「このままエンジニアを続けていいのかな?」というモヤモヤが、「そのまま続けてよかったんだ!」という確信に変わったことが、IT業界に戻るきっかけになりました。


——再びエンジニアとしてのキャリアをスタートされて変化はありましたか?

2社目もSESエンジニアとして働き始めました。

この頃は夜間対応もしていましたし、終電まで働くことも珍しくなかったですね。

当時は周りの男性と同じように働くことが当たり前で気にしていなかったのですが、子どもを産んで育児休業から復帰すると状況が変わりまして。
子どもの体調不良やお迎えで働く時間が短くなりました。残業ありきの給与体系だったこともあり、年収がすごく下がってしまって。

管理職への昇格や単価UP、資格取得など、自分なりに頑張ったのですが、なかなか給与に反映されず、私の評価はこんなものかとネガティブになっていきました。

そんな中、同じ職場で働いている同僚から、同じSES企業でも「単価連動型の給与・評価制度」があることを教えてもらいました。

2社目の会社は自分の契約単価や給与・評価制度が不透明だったため、自分の会社に対する貢献度と評価、その結果としての給与に納得感を得られなかったんです。

一方、単価連動型の場合は給与や評価の体系が明確。結果的に、その同僚と同じ会社に転職し、今までと全く同じ仕事で給与が1.4倍になりました。評価制度が給与に大きな影響を与えると痛感した出来事です。

この転職を通して、私のエンジニアとしての市場価値は低くないということにも気づきました。

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リサーチや人脈を活かした行動が成長につながった

——市場価値を正しく認識でき、結果的に給与UPもできた理由は?

まず、同じエンジニア同士でつながることが重要だと感じました。
単価連動型の制度を知ったのも、エンジニアの同僚がきっかけでしたし。

先日、SESエンジニアとしてイベントに登壇したのですが、これもいい経験でした。終わった後に参加者から声をかけていただき、ネットワークが広がったと思います。

また、1社目、2社目では中堅以上のエンジニアであっても携わる案件を選ぶことができませんでしたが、今の環境はエンジニアに案件の選択権があるんです。これも同僚から教えてもらったときは驚きました。仕事内容を選べることも自分のスキルアップにつながったと感じています。

業界についてのリサーチも大切です。

3社目の会社では理想の給与・評価制度に出会えたことで自分の市場価値に気づき、ポジティブに情報収集できるようになりました。継続してリサーチを続けた結果、経営理念に共感できる会社を見つけ、転職。これが4社目となる今の会社です。

リサーチしなければ今の環境で働くことは出来ませんでしたし、積極的に情報を集めることが重要だと痛感しています。


仕事とライフイベントの両軸で考えてみよう

——キャリアを続ける上で悩んだことはありますか?

3社目から4社目への転職活動と2人目の妊娠が重なったことですね。

経営理念に共感できる会社で働きたいと思って4社目の採用試験を受け、内定が出る直前で妊娠がわかったんです。
その会社は世の中の多くの企業がそうであるように、入社1年目では育児休業が取れなかったため、妊娠の事実を先方に伝えたところ内定が保留になってしまって。

会社も私もお互い「採用したい」・「入社したい」と思いは一致しているのに、妊娠が原因で白紙になってしまう可能性があることが本当に辛かったです。
結果的に入社することはできたのですが、女性のライフイベントとキャリアの兼ね合いでジレンマが生まれる可能性があることは皆さんに認識してもらいたい

実はその後、私は流産してしまいました。もしあのとき内定を貰えなかったらどうなっていたのかを考えると、とても残酷です。
私はもともと子どもが欲しいなと思っている中で転職活動をしたので、我ながら無謀な点もあったと思っています。

しかし、行動したことでより良い環境で働く選択肢を得ることができました。

また、特に若い方は入社する会社をよくリサーチすべきです。

十分なリサーチを行い、ライフイベントとバランスを取りながら働ける会社を早い段階で見つけることができれば、私のような経験はしないと思います。
今の環境に納得していなくても、継続して情報収集を続ければより良い職場にめぐりあえますよ!


私のエンパワーメントルーティン

同じコミュニティに参加している方々に話を聞いてもらっています。IT業界とは関係ないコミュニティにも所属していて、エンジニアとは違った視点のアドバイスはとても参考になりますよ。
もちろんsisterにも参加しています。

女性が活躍し続けるIT業界の実現、それがWaveleapの使命です

残念ながら、妊娠・出産によるバイアスや格差、弊害は現代社会でも色濃く残ったままです。
社会構造を変えることは容易ではありませんが、これらの課題を解決していくことが私たちの使命だと考えています。

女性がライフイベントに影響されず、テックリードやスペシャリストとしてIT業界で活躍する環境。
そして、女性が不当な給与格差を受けず、適正な給与で働き続け、賃金も上がり続ける環境へと私たちWaveleapが変えていきます。

Yumiさんのように、あきらめず前へ進もうとするあなたをWaveleapは全力で応援します。

私たちと一緒に技術もライフも諦めない働き方を実現しましょう。


インタビュー・執筆 田中ぱん

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Waveleapはあなたのチャレンジを応援します

Waveleapは、チャレンジしたい!と考えるあなたを応援します。
Waveleapはテックリードを目指す女性・ITエンジニア向けハイスキル転職サービスです。
自分が選んだキャリアを諦めたくない、新しい道を見つけたい方のご連絡をお待ちしています。
一緒にあなた自身が主役となる仕事の舞台を探しましょう。


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※ Waveleap登録者限定で、今回の講座をアーカイブコンテンツとして動画を公開中です!

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1.まずはWaveleapにご登録ください!
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3.当該講座をクリックして動画をご視聴ください。

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