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WAKE Careerのおかげで自分のスキルを低く見積もっていたことに気づけた。エンジニア転職者インタビュー


女性ITエンジニアのためのハイスキル転職サービス「WAKE Career」を利用し、Skillnoteに転職した岸下さん。

今回は、どういった経緯で転職に至ったのか、Skillnoteでの実際の仕事やこれから目指す先について話してもらいました。

■看護師からSES、SIerを経てSkillnoteへ

──早速ですが、自己紹介をお願いします。

2024年3月1日にSkillnoteへ転職しました、岸下と申します。

──転職しようと思ったきっかけを教えてください。

前職はSIerで夜勤ありの三交代制でシフト勤務をしておりました。突如、シフト希望のスケジュールが2カ月前提出に変更になってしまい…。子育てをしながらだと、2カ月先の予定を見据えるのは子供の行事もあるのでなかなか調整が難しく、転職を考えるようになりました。

──元々ずっとエンジニアとして働かれてきたのですか?

いえ、元々は看護師として働いていました。

私が中学生の時に、母が要介護状態になってしまい、自分も看護師になりたい、誰かを支えられる人になりたいと思い、看護師を目指すようになりました。

──看護師からエンジニアというキャリアはなかなか珍しいですよね。

新卒で入職した大学病院で、富士通の電子カルテを導入するところに立ち会ったんです。それが「医療システムで業務効率化をかなえられるのがすごい」「そこに関わってみたい」と思ったきっかけでした。

その後、夫の転勤や出産等に合わせながら、様々な雇用形態で、10年ほど看護師として働いていました。

その約10年で様々な医療システムを目にすることで、徐々にエンジニアになりたい気持ちが強くなり、プログラミングスクールのニュースをよく目にするようになったことも重なり、「途中からでもそういった道は目指せるのかな」と思いました。そこで、看護師の仕事をしながら、スクールに通って転職することにしました。

──スクールを卒業後はどの分野のエンジニアに?

最初はSESに入社し、Slerの客先常駐としてクレジットカードのシステム移行における業務を行いました。業務と並行して資格勉強をする中、クラウドに興味を持つようになりました。その後、知人からのご縁があり、前職ではクラウド系のSlerに転職しております。

前職では、会社として推奨しており制度が整っていたので、環境を活用して1年半ほどかけてAWSの全資格を取得しました。

■選んだポイントは女性を中心に置いていたところ

──WAKE Career(旧・Waveleap)を利用したきっかけを教えてください。

たまたまXでWakeCareerのだむはさんふーみんさんの投稿を見て、新しいサービスがあるのだと知りました。どういうサービスか気になったので覗いてみたのがきっかけです。

──他にも転職サービスがある中で、使ってみようと思ったポイントはあったのでしょうか?

女性を中心に置いていたところはポイントとして大きかったです。

SESへの就職活動の際に、女性が働くというのはすごくハードルが高いと感じました。企業側も外には出さないけれど、内側には少なからず働く女性へのバイアスがあることを実感したので、女性に特化しているという面で、WAKE Career経由での紹介であれば企業側もそういう面を前提として採用してくれるのかなと。なので試してみたいなと思いました。

──WAKE Careerを実際に使ってみて、どういった印象を持ちましたか?

自分でカジュアル面談を申し込んで企業と話した時は、女性・子育てをしていることを理由に、「この人続けられないんじゃないのかな」という背景のもと質問をされていることが多々ありました。ですが、WAKE Career経由で面談をした時は、そういう意図の質問が全くありませんでした。

以前面談で、「子育てと仕事、どっちを取りますか?」と質問されたことがあり、正直「あれ?」と思って。両方ともとても大切なことなので、どちらかを選択しなければならないという企業側の前提がそもそもおかしいということをWAKE Careerの面談で再認識しました。

──WAKE Careerでの転職活動を通して、自分の気持ちの変化や気づき、「これでいいんだ」など感じたことはありましたか?

さっきの質問に関しては、「あれ?」と思った自分の感覚は正しかったんだなという気づきを得られましたね。WAKE Careerが紹介してくれる企業で仕事と家庭を両立するのではなく、仕事を優先にできるかどうか、という質問はされませんでした。「仕事で成果を出したい」と思っている私にとっては、とても重要でした。

あとは、働く時間は固定されているのが当たり前という概念があったのですが、企業によっては、途中で抜けても1日8時間働ければ問題ないという企業も存在することを知りました。固定された勤務時間で働けなければ転職できないという概念は壊れたように思います。

──他の転職サービスとWAKE Careerとの違いはどんなところだと感じますか?

企業がどういった部分を重視しているかが分かるので、自分が理想とする企業を見つけやすいと感じます。

基本的に転職サイトやサービス上の企業の紹介は、マイナスになりそうなことは書いていませんし、ジェンダーに関しても「表向きはそう書いているけど、本当は違う」ということが結構あると思うんです。WAKE Careerはそれが本音で書かれているので、良いなと思います。

WAKE Careerの株式会社Skillnote企業紹介ページ

──WAKE CareerのWAKE Partnerと話して、何か変化したことはありますか?

自分の価値を低く見積もりすぎていたと、WAKE Partnerと話す中で気づきました。

正直、年収は低くても仕方がないと思っている部分があったんです。というのも、子供を持つ女性へのバイアスがある企業は多いと感じていたから。現状として“中抜け”や“子持ちさん”と言われることが多いですし、「そういう社員が入ってきても困る」と感じられているという前提があったので、低く設定していました。

「キャリアチェンジに向けての努力と、これまでの仕事の成果・実績から見て、もっと高く年収を設定していい」と言われて、ハッとしました。低く提示することが自分を下げることになると初めて知り、そこは大きな気づきだったと思います。

WAKE Career経由では、年収基準のバイアスとなる”前年収”を伝えずに現状のスキルで判断してもらうことがでます。結果、自分が当初希望していた年収より高い年収での転職が実現しました。

──Skillnoteへの転職の決め手はどこでしたか?

最初の段階からSkillnoteの志望度は高かったです。

忙しいながらも自分を見つめる期間があり、その中でやはり自分のやりたいことは業務改善だということに気づきました。その自分の思いと、Skillnoteが提供しているサービスとがマッチしていたんですよね。「つくる人が、いきる世界へ」という思いもかっこいい、と。

そして、話してみて感覚が似ていたことも決め手として大きかったです。個人的に、雑談ってすごく重要だと思っていて。それが合わなくて辞めてしまう人もいるくらいなので、その感覚は自分の中で大切にしていました。

■見えないところ、だけどなくてはならない業務を極めていきたい

──今後のキャリアについて、何か立てている目標があれば教えてください。

今いるグループがSREなので、SREとしての知識や技術を身につけて会社に還元したいと思っています。あとは、マネジメントもやってみたいですね。

マネジメントに関しては、以前の看護師のときに経験して、その立場に立ってみて初めて分かったことがありました。なので、エンジニアとしてもマネジメントを経験してみたいです。やってみないと分からないことがたくさんあると思いますし、人生は長いので、チャレンジする価値があると思っています。

──SREというワードが出ましたが、どういうところにエンジニアとして携わっていきたいですか?

元々看護師になったきっかけも「誰かを支えたい」という思いでしたし、それが現在の業務にも通ずるところがあると思っています。後ろから支える役割も必要だなと思いますし、そういった気持ちからインフラをやってきました。あまり表には見えないところ、だけどなくてはならない業務を極めていきたいと考えています。

──実際に使用された身として、WAKE Careerはどういう方におすすめしたいですか?

転職したい女性ですね。話を聞くだけでもいいのかなと思います。

私もですが、自分が持っているスキルを低く見積もってしまっている女性が多いのではないかと思います。話すことで「実はこういうスキルがあるんだ」と気付くきっかけになるはずです。そして話をして、面談をして、私のように自分が抱いていた「あれ?」を解消し、自分がやりたいことに向かえる女性が増えたらいいなと思っています。


株式会社Skillnoteの企業情報はこちらからご覧ください。

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