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⭐3 東海道デュオ

手番でやることはとてもシンプル。先手がダイスを3つ振る。先手はダイスを1つ選び、ダイスに対応するコマを出目の数だけ移動させてアクションを実行する。後手は残った2つのダイスから1つを選んで同様にコマを動かしてアクションを実行する。最後に先手が残った1つのダイスを選んで、以下略。

得点方法は3つあり、各コマを動かしてアクションをすることで得点できる。いずれの得点方法でも点数の伸びが次第に良くなる。

例えば、商人コマを動かすと商品を得るアクションか売却してお金を得るアクションができる。所持金が10コイン以上になるたびに10コインを小判1枚に両替して、商人ボードの下側に左詰めで置く。ゲーム終了時、右端の小判の上の値を勝利点としてもらえる。

小判を置くたびに貰える点数は5点、11点、18点 … と増えていくが、点数の伸びは6点アップ、7点アップ、8点アップ … と次第に増えていく。

このように、それぞれの得点方法は点数の伸びが次第に大きくなる。なので特化して1つないし2つの得点方法に特化することでより高得点を狙える。

が、そんなことを相手が許してくれるわけもない。ダイスは順番に選ぶので、自分が伸ばそうとしているコマのダイスを相手がカット目的で取ってくる。自分も同じようにする。お互いカットしあうので特化することは難しく、2人とも3つの得点方法でじわじわと得点していくことになる。

じゃあどうやって点差がつくのかというと、不幸にもクソ出目のせいで一方はどのアクションでもあまり点数は伸ばせないのに、もう一方がその隙に得点する場合だ。

戦略が見事に効いて点数を伸ばせたというより、ダイス運のおかげで点差がついた感がある。

非公開の目標カードがあってゲーム終了時にその点数も入るから逆転の可能性がある、なんてこともない。点数状況は全部公開されているため、今自分が勝っているか負けているかが一目瞭然。点差を縮めたい(もしくは広げたい)と思ってもダイスの神様にお祈りするしかない。

だから運勝ち or 運負けした感覚が強い。

これは個人的な好みだが、30分プレイしたのに結局運で勝敗が決まるのはなんかモヤモヤしてしまう。ということで⭐3評価。

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