見出し画像

「忙」とは心をなくすこと

こんにちは!
BFT名古屋支店・インフラ女子(?)のやまぐちです。

とあるキッカケで改めて知った漢字の意味。
勉強になるなぁと思ったので「忘」れないように書いておこうと思います。

「忙」しいのは外的要因?

画像1

「忙」の部首はりっしんべんで、ご存知の通り「心」を指します。
りっしんべんは「心に何かが寄り添う」様子を表し、外からの力によって心を亡くした状態が「忙」とのこと。

自分でどうにもならないのが辛いところですね。
もちろん、忙しい状態にしない努力というのもある程度必要ですけど。

同じように心を亡くすのが「忘」という漢字。
「忘」の部首はこころで「自らの意思による心の動き」を表すとのこと。
忘れたくて忘れているわけじゃないのにーと言いたいところですが、そこに気持ちが向いていれば忘れないと言われれば、認めざるを得ないのかも知れません。

「『忙』も『忘』も、受け身の姿勢から起こってしまうことです。自らが動き、自分で仕事をつくれば、責任感とともに、やる気やモチベーションが生まれます。そうすれば「忙」も「忘」はなくなります。何事も誰かの指示で動くのではなく、自主的な行動をすることが大切です」
「忙しいときは、現実から逃げ出したくなります。忙しいから忘れる、といったことがないように、忙しいときほど仕事に優先順位をつけて、解決に取り組むように心がけています」

どちらも「月間朝礼」というサイトに記載のあったご意見。
あぁ、その通りだなぁと、でもそれが難しいんだよなぁと心に響きます。

セルフメンテナンスという考え

画像2

「メンタルヘルス検定を受けたいんです」

数年前に新卒の同僚が口にしたことで、初めて知った資格。
正式にはメンタルヘルス・マネジメント検定試験と言います。

エンジニアで資格というとLinuCやOracle、CCNAなどのベンダー資格や基本情報・応用情報技術者試験などの国家資格がメジャーですが、IT業界で本当に必要なのはこういった資格なのでは!?と衝撃を受けました。

この試験はⅢ種がセルフマネジメントで一般社員向け、
Ⅱ種が部門内や部下へのメンタルヘルス対策の推進で管理職向け、
Ⅰ種が人事労務管理スタッフや経営者向けで3つのコースがあります。

誰よりも長く一緒にいるはずなのに、自分の身体や心の状態を把握することってどうしてこんなに難しいのでしょう。

「忙」しい時、「忘」れる頻度が多くなった時、セルフメンテナンスの方法を知っていれば少しでも楽になるはず。
また、管理職が部下へ向けたメンタルヘルス対策の知識をつければ、組織としてもっとその人に合った接し方や仕事の振り方ができるはず。

集中できる時間、一度に担当できるタスク量、同僚とのコミュニケーション量、休憩時間・休日の過ごし方、学生時代とは違ってそれぞれ個性があっていいし、自分がどういう状況でパフォーマンスを発揮するのか、逆に頑張れない時はどういう時でどういう対処をするのが一番いいのか、そういったこともお互い知っているといいですね!

終わりに

画像3

今はスマートウォッチの機能でストレスや体力を見える化できる時代。
 医学的根拠は一旦横に置いておくとして、そういった観点で自分の状態を知ることも大事です。

「忙」しくなる前に。
「忘」れてしまう前に。

自分の状態を知り、対処の仕方もまとめてみるのもいいかもしれません。

ここまで読んでいただきありがとうございました〜^ ^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?