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平和だ安全だと言っているそのときに(2023年7月23日)

「イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。」
マタイの福音書 24章3〜8節

この世の終わりの兆候については、あらゆる惑わしが世に蔓延ることを以って知ることができると聖書には書いてあります。

異様なまでに世界が足並みを揃えて人々に打たせたワクチンと、そのために登場した新型コロナウィルス。その新型コロナウィルス感染症の騒ぎも、WHOにより緊急事態宣言の終了が宣言されたことで、一旦は日常を取り戻したように見えますが、事態の沈静化と称して行われた対策の数々はどれも科学的根拠を疑うようなものばかりで、人々はただ右往左往させられただけでした。

ワクチン接種後の死亡者も、報告にあがっているでけでも決して無視できない数が報告されているにも関わらず、因果関係がわからないとしてうやむやになっています。過去の薬害などの事例を考えれば、大半の国民が接種したワクチンについて直後の死亡に関する検証が十分になされないことは非常に危険なことですが、ここにも大きな欺瞞と惑わしが潜んでいると考えます。

また、政治の面ではどうでしょうか。
この3年あまりの間のコロナ禍に対する混乱を極めた采配もそうですが、高い国民負担率推移の中で繰り広げられる増税案、そして海外への税金のばら撒き。
国民、特に一般的な庶民の収入が一向に増えない中で税金や燃料代、光熱費などの負担ばかりが大きくなり、物価上昇も相まって私たちはどのように生活していけばよいのか頭を抱えるばかりです。

かつて、私は日本の政治家が日本人のために政治をしないことに憤りを感じていましたが、今はむしろ日本人を滅ぼしにかかっていると感じています。
少子化対策を謳っていながら推し進めない。子持ち家庭の支援を積極的に行わない。何かにつけて理由をつけては増税を進める。増税で集めた金は海外にばら撒く。日本人の家庭の崩壊や分断を推し進め、この国の崩壊に全力投球しているような昨今の状況はもはや意図的なものがあってなされているとしか考えられないのです。

ですが、終わりの時とはそのようなものだと、冷静になって考えれば腑に落ちます。サタンは神の似姿に造られた人間を滅ぼしたくて仕方ないのですから、あらゆる手を尽くして人間を苦しめ、惑わし、神から遠ざけようと必死になっているわけです。

「人々が「平和だ、安全だ」と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むようなもので、それをのれることは決してできません。しかし、兄弟たち。あなたがたは暗闇の中にいないのですから、その日が、盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。あなたがたはみな、光の子ども、昼の子どもだからです。私たちは、夜や暗やみの者ではありません。ですから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして、慎み深くしていましょう。」
テサロニケ人への手紙 第一 5章3〜6節

今、世は落ち着きを取り戻しているかのように見えます。しかし、同時に表立って多くの惑わしがあり、聖書に示されている「世界統一政府」「世界統一通貨」「世界統一宗教」「背教」に向かって加速的に物事が進行しています。

聖書の預言は私たちを不安にさせるためでは無く、これから起こることを理解し備えさせるために神が与えてくださったものです。
ノアの日、ロトの日がそうであったように、私たちの主は裁く前に知らせてくださる神です。預言が示すことや世で起こっていることが何を示しているかを理解するには、いつも祈りイエス・キリストを通して神につながる必要があります。
このことによって、その日その時は私たちには分かりませんが、その時が近いことが分かります。

「神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。」テモテへの手紙 第二 1章7節

主が迎えに来られるその日を待ち遠しく思い、その日が今日であればと願い、私はこの日を過ごします。

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