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この世を支配しているもの(2022年6月18日)

この世の中には、あらゆる概念が存在していて、それらの区分けがあたかも正しく、整理されているもののように、私たちは捉えています。
例えば、政治的・経済的なイデオロギーで言えば「資本主義」「保守主義」「共産主義」「中道」「右派」「左派」など、さまざまな主義主張があり、それに当てはめて「善い」「悪い」といったことを考えたりします。
しかし、昨今の国内外で起こっていることを見たとき、さまざまな問題がこの世の中に山積しているのを見たとき、そんな単純な区分けでは見ることはできない。ということに気付きませんでしょうか?

キリスト者がこの世の中を見るとき、まず第一に押さえておかなければならないのは、この世はアダムとエバがエデンの園から追われてこのかた、悪魔(サタン)によって支配されていると言うことです。本来、神が人間に与えた世の支配権を、善悪の知識の実を食べたことにより、悪魔(サタン)に奪われてしまった事が全ての始まりです。
これを念頭に置いたとき、この世の全ては悪魔(サタン)が神に成り代わるためにあらゆる手段で人間を惑わし、それによって人間が動かされていると言うことがわかってきます。
ここ数年で、「疫病」「医療不安」「政治不安」「戦争」「災害」などが急速に増えてきています。何が正しいか、どちらが良いのかと言う議論はもちろんあると思います。ですが、このような事で世を掻き乱している根本のところには悪魔悪霊がいます。

「陰謀論」という言葉が一人歩きする昨今ですが、事実として「陰謀」は存在します。世界の資本家は、戦争など事をわざとを起こし、そのシーソーゲームによって莫大な富を得ています。一生をもってしても決して使い切ることの出来ないような莫大な富を得てもなお、その富をさらに増やそうとしています。大衆から富を吸い上げるために、あらゆるメディアで人々を洗脳し、あらゆる政治勢力を使って人々を支配します。おそらく、右も左も実は裏で繋がっているのでしょう。片方を悪者に見せ、もう片方に希望があると信じ込ませることで彼らの支配しやすい方向へ大衆を誘導するということなど、はるか昔から繰り返されてきたことです。この世を支配する悪魔(サタン)はその中で人々を分断し、お互いに戦わせ、消耗させ、神から離そうとするわけです。

この世のものに心を奪われてはなりません。この世のものの裏には必ず、悪魔(サタン)の支配、影響があるためです。本当の光、本当の救いは神のみによります。この混沌とした世の中だからこそ、主イエスを通して神に繋がり、神の側に立っている必要があります。

「兄弟たち。私を見ならう者になってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。」ピリピ人への手紙 3章17〜21節


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