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山形大学医学部に向けて【メモ】

こんばんは。
国立三日前、大変緊張しておりますがご機嫌いかがでしょうか。最近初めてまともに山形大学の過去問を見始めたので、所感や心構えについて書き残そうと思います。

英語

平易。平易が過ぎて怖い。ただ合格者の点数を見てると記述が結構採点厳しいのではないか。丁寧な訳出や回答が大事。逆に言えば丁寧に解いていけば大丈夫。目標は160点。(で、採点込みの150点になる)

数学

共通が3問、医学部専用が1問。
まず医学部専用問題から観察。ジャンルはあまりはっきりしない。複素数や二次曲線などでているが、これをどう評すかは難しい。とにかく作業量が多く、1問30分を考えても完答は大変そう。1問目で引っかかるとすべてが崩壊するため、出だしをケアしつつ解いたところはすべて合わせて、途中で終わるイメージ。
次に共通問題。テーマは平易だが、計算量がそれでも多く、腕力が必要。イッポウで、腕力に任せると、ミスが起きる。やはり出だしはゆっくり解き始め、方針を丁寧に決めてメモしておく。あとは計算用紙に大きくはっきりと丁寧に計算していく。方針に5分、計算に25分。医学部専用問題のための時間を残すために焦って15-20分で解いては絶対にいけない。また、確率は丁寧に数え上げて時には愚直な条件分けもする。ベクトルはとにかく図を丁寧に書く。一発目の図をミスるとすべてが崩壊する。兎にも角にも山形の数学は出だしが肝心。
絶対に合わせる問題は微積と平面ベクトルである。この2題は死んでも計算を合わせなければいけない。次点は確率となるが、確率は粘っても合わないときは合わないので、30分丸々で終えるイメージでよい。
とにかく丁寧さが勝負を決するため、数学の前にはかならず簡単な微積、ベクトルの過去問題を一問ずつ用意しておいて解く。深呼吸する。小学生みたいな心構えだけど、大事だと思う。
目標は170点だが、自分の実力を考えると3完したつもりの2完2半で150点くらいか。

物理

計算も発想もあまり難しくはないが、そのため雪崩れやすく、誘導が一部甘く答えづらい。しかし、大問1以外は特段雪崩が起きやすい構成にはなっていないため、時間対効果よく2-4を取っていく。30分とは言わずとも20分程度は1の力学に使いたい。難しいと言うより見た目が大変なだけで中身は大したことがない。必ずできる。
目標は満点。手が止まる場合は粘らないことが逆に肝心。

化学

量が多いが内容は平易。知識が大半で事前の準備が相当決する。計算も一部重いが、大半は粘っていける。出題傾向が安定せず構成がなんとも言えないが、理論2問(無機オンリー1問か?)有機2問か。まずは有機を確実に取ることが大切で、有機の構造決定は20分かけても必ず合わせなければならない。丁寧に余白を使ってパターンを書く。理論は時間の限り粘っていきたい。全て埋めて全体で9割あると嬉しい。計算は軽い分大きく用紙に書いて丁寧に計算し、多少粘る。また、知識問題が多いため軽く書かず、時折止まって考えながら知識を引き出す事が大事。

物化の立ち回り

当然まずは2-3分かけて全体を見通す。例年通りならば化学のほうが解きやすく、物理のテーマが平易なことを考えれば、化学を60分使って埋めに行くのが正しい。有機を先手に取り、高分子があればラッキーなくらいで埋めに行く。有機が難しいと言うより量が膨大であることが判明。急がば回れで丁寧なパターンわけをして、20分使ってもいい気持ちで合わせる。時間押しても有機だけは焦らない!!無機は出来そうでも、有機を埋めたあとにやったほうがメンタルヘルスがよい。理論は一番最後にするが、テーマが難しくなく、多少複雑な計算も粘りたい。理想は50分程度で1-3問残す程度か。化学は有機以外は雪崩れないので、逆に言えば有機を雪崩れずに解くことが合否に関わると思い、緊張感を持って解く!

物理は55-50分で取り組みたい。上に書いたように後半の大問から埋めていくことが大事な気はするが、どうも傾向がはっきりしない、なんとも言えない。

テーマという意味では平易で、処理に重さが置かれているイメージ。ただし、観察するに力学は2体運動にした場合は雪崩リスクが上がる(至極当たり前)ため、この場合は力学を後回しにする。普通の1体の運動で済む場合は先に解いていってもよい。とにかく、物理に移った時点でもう一度よく物理を観察し、雪崩そうな大問を2問目か最後に回すことが大事である。万が一解ききれなくても、雪崩れて失った分の点を考えれば期待値はあまり変わらないのではないか。

量が多いが、とにかく物理は出だしだけは慎重に慎重に解くことが大事。山形の理科は易しいので勢いに任せて解き勝手に滑っていく人間が一定数いるので、力学-電磁気-その他で20-17-15分程度までなら慎重に進めてOK.化学で余白を埋めないように気をつけたい。

また、力学以外は小問であまり連携していないので、粘りすぎないことが大事である。

とにかく余白を丁寧に使い、丁寧に文字を書く。平常心!


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