見出し画像

私が2004年から18年間ひっそりやってきたポイ活をまとめてみた。(後編)

こちらは後編です。前編を読んでない方は下リンクからどうぞ。


2010年代後半(2015〜2019)

この頃から貯めづらかったポイントが徐々に溜まりやすい環境ができ始めます。ざっと挙げると

  • 楽天SPU開始(ポン!カン!キャンペーン終了)

  • Google Pay、Apple Pay開始

  • 格安スマホの展開

  • フリマアプリ(メルカリ、フリル(現:楽天フリマ))流行

  • ふるさと納税のEC活発化

  • 楽天など各種ポイント経済圏の発達

そして2019年に

  • 消費者還元事業

  • マイナポイントの話題

などなど、とにかく色々ありました(この時点でおなかいっぱい)。
そういえば個人的に好きだったサークルKがファミマと合併したのもこの時期…(ノД`)。

徐々に整備&充実していくふるさと納税。

私がふるさと納税のことを知ったのは2010年です(当時、勤めていた会社で全国市町村のふるさと納税での返礼品をまとめて情報整理するご依頼があり、私が担当・編集したのがきっかけ)。
ただ、当時は、故郷ほか私が納税したい自治体ではまだ開始されてなかったため、実際初めてやったのはEC化が進みはじめた2015年末でした。

最初はお試しといった感じで「さとふる」(この頃の楽天は掲載自治体がまだ少なかった)で5,000円ほどやってみたのですが、返礼品が想像以上に掲載写真よりアレだったので、かなり苦笑いした記憶(次年に住民税が引かれていたのはありがたかったですが)。

この後、ワンストップ特例制度やポイントの使用など、サービスも返礼品も充実していき、バラエティに富むようになりました…が、私としては当初の目的が薄れて「お得」に比重が傾きつつあるのがちょっと気になってます。
今では各地の返礼品をいただいてますが、本来の意味は忘れないよう、故郷だけはお得感情抜きでしてます。

楽天SPU開始による楽天銀行利用の復活。

前編内で放置状態になった楽天銀行口座ですが、2018年に楽天カードの引き落とし口座にするとSPU対象になると聞いたことをきっかけに設定しなおした上で再度使用しはじめることに。

確かポチポチでもらえる現金プレゼントに気づいたのはこれがきっかけだった気が。当時は月10円程度だったけど、今は15〜20円とちょっと増えてますね。

ANAマイル交換全盛期。

さて。これまで楽天ポイント重視だった私ですが、この頃からANAマイルを貯めるようになります。この頃にアメリカで開催されるとある企業のイベントに参加してみたくなったのがきっかけです。

色々調べてANA VISAワイドゴールドカード所持がベストとわかり、「楽天Edyもらえるモール」から何十年かぶりに「ポイントタウン」に舞い戻ってカードを作ったほか、ANAマイル交換ルートで有名だった「ソラチカルート」開設のために「ソラチカカード(年会費2,200円+税)」も作成。貯めたポイントは色々経由して交換率90%でマイルに交換していました。

しかし、2018年にポイントサイトとの提携サービスはなくなり、その後代替としてLINEを経由するLINEルート(交換率81%)が出てきましたが、それも2019年末に終了。

【補足】当時、LINEポイントはdポイントやnanacoポイントなどのポイントに変えることができていました。こちらも同じく2019年末に終了。

この後、別のルートを作るか色々悩みましたが、そうこうしているうちにコロナ禍になり、自身も妊娠してしまったので、ANA VISAワイドゴールドカードの使用の継続にとどめることに(余談ですが、2022年10月から色々改定されたのでこのまま継続使用するかどうか悩み中)。

ソラチカカードは、年に1回ボーナスマイルはもらえるものの、東京メトロを使わないと効果が発揮しづらいことと年会費を考えて結局解約しました。

そういえば当時、プレミアムメンバーと同等の扱いを受けることができる「スーパーフライヤーズカード」を手に入れるために「修行」をする人が増えてましたね(合わせてSPGアメックス(現:マリオットボンヴォイアメックスを申し込む人も多かった記憶)。
出張仕事メインの知人たちが「修行してくる」「JALも修行する」とさらっと言ってるのを聞いてさすがに「ついていけんわ…」と思ったのはここだけの話^^;

【余談】現在の交換ルートは「JQみずほルート(交換率70%)」がベストとなってます…が。私、どーーーーしても極力みずほ銀行の口座開設したくないんです。システム傷害多すぎなのがひっかかって😿

ポイント投資が魅力的に見えたので証券会社口座開設。

2022年12月現在、新NISAの話題でもちきりですが、初期のNISAに引き続いて「つみたてNISA」の話題が増えてきたのはこの頃ですね。

私もこの波に乗ろうと思ったのと、楽天証券で楽天ポイントが投資に使える、と聞いたのでとりあえず各銀行連携のキャンペーン特典に乗っかって開設。楽天証券で1,500円、SBI証券で2,000円もらえてました(ポイントサイトでも案件ありましたが、併用できなかった記憶。ちなみに楽天証券は開設の仕方を盛大にミスしてもらうことができませんでした)。

今から考えると非常にショボ…もとい少額です。現在ではポイントサイト経由で開設するとかなりもらえるのでかなり羨ましいです😿

なお、開設したのはいいものの、この後、仕事のトラブルに盛大に巻き込まれ、神経をすり減らしていたのでNISAの勉強もままならず放置に。コロナ禍になる2020年までそのままになりました。

…ここまで書いて気づいたけどどれもこれも放置ばっかりやん^^;

伝説のネスカフェアンバサダー約30,000円案件。

2017〜18年頃で忘れられないポイントサイト案件というと「ネスカフェ アンバサダー案件」。ポイントサイト経由で申し込んで新規登録をすると約30,000円分のポイントがもらえる、というとんでもない案件がありました(ポイントサイトによって少々ポイント差はありましたが、大体30,000円前後でした)。色々条件があったり、購入しないといけない商品がありましたが、条件を達成しても黒字案件だったので随分殺到したとか。

当然、この後ポイント数は下がっていき、2022年現在では案件はありません。出てきたとしてもここまでの金額はもうないでしょう。

ちなみに、私はこれ参加してません。住んでるところが狭くてバリスタマシンやその他購入した商品を置く場所がなかった、というのが理由です。ものが多すぎて片付けがおっつかなかったんですよね。
でも、今思うとやっときゃよかったなぁ…。うーん^^;

QRコード決済お得合戦時代とPayPayの特大キャンペーン。

確かコード決済として先陣を切ったのがLINE Payだったように思います(違ってたらすみません)。
2016年に2%の高還元プリカ(当時はJCB)が登場(現在は終了)。上記で少し書きましたが、当時はまだLINEポイントから他ポイントへの交換ができており、メトロポイント経由でANAマイルにしていた(LINEソラチカルート)ので、併用してサービスが終わるまでは使わせてもらいました。

その後、色々決済サービスは増えていきましたが、2018年末に登場したPayPayの登場はひときわ大きかったですね。覚えている方も多いと思いますが「100億円あげちゃうキャンペーン」はさすがソフトバンクグループ(当時)といったところ。全額(10万円相当まで)キャッシュバックなんてほんまにあるんか、と思ってたのですが知人が本当に当選したのを聞いてかなりびっくりした記憶があります(私はフツーに20%還元でした)。

その裏で、PayPayに対抗しようとがんばった「Origami Pay」が2020年4月にサービス終了。資金源の大事さと無常さを感じた一件でした。

それから。リリース直後トラブル続出で速攻消えた「7pay」もありましたね。個人的には結構楽しみにしてたのですが、ニュースを見るたびに杜撰さがひどく悲しくて呆れた記憶です。セブン、だから7月リリースにこだわったのだと思いますが、もしこれがそこにとらわれずしっかり作られていたら、現在どんな展開になっていたのか。本当に残念です。


2020年以降(2020〜)

コロナ禍に突入します。みなさんも大小様々な転換が訪れたのではないでしょうか。私はというと、ほぼ同時期に妊娠・出産。一人で追いかけていたポイ活初めとした様々な情報を追いかけられなくなったため、新たにTwitterアカウントを開設して補うことに決めました。

なお、ここからはご存知の方も多いと思うので、個人的に衝撃だったものにとどめます。

auのポイントがPontaに。

2018年にau PAYに名称変更し、コード決済機能もついたau Walletですが、貯まるポイントが2020年5月にau WalletポイントからPontaポイントに変わりました。Pontaが貯められるところというと、(私の生活圏内だと)ローソンとリクルート系サービスくらいしかなかったのと、au Walletポイントをあまり貯めたくなかった自分にとっては画期的なニュースでした。
その後、au PAYはもとよりau経済圏でPontaが貯められるようになり、さらにauじぶん銀行でも2022年からじぶんプラスがリニューアルして取引内容でPontaポイントが貯められるようになったのはご存知の通りです。

銀行ポイントサービス・オンライン化が活発化。

銀行のポイントサービス自体は以前から細々とありましたが、それまではそこそこの資金や取引がないと獲得しづらかったので力を入れることはなかったのですが、ポイ活しようと思い立ったきっかけになったのは、えまっちさん(@ematty2)のツイートからでした。

この頃、生まれた娘の育児で忙殺されて、なかなか稼ぐ時間を作りづらくて困ってた時期でなんとかしないとと思っていたのですが、自動化で貯められる(しかもスマホでできる)という点は非常に魅力的に見えました。

これをきっかけに自分がこれまでに開設していた口座を見直し(SBIネット銀行のランクがいつの間にか改定されて、ランクごとの他行振込手数料無料回数が増えているのにはびっくりしました)。できるところから地道に整備するとともに少しだけ新たに口座開設も。あまり活かせられてなかった口座たちが一気に活用できるようになったので、えまっちさんに心から感謝してます。

2022年8月現在ではこんな感じでした。今はまた変わってるので近いうちに直してUPします。

これと平行して、メガバンク系列の銀行口座も支店に行かなくてもオンラインで口座開設できることも知り、コロナがきっかけで時代が変わってきてることを実感しました。メガバンク系はまだ開設してませんが、タイミングを見て作ろうかなと考えてはいます。

投資でもポイントが当たり前に。

コロナと妊娠・出産はいろんなものを見直すきっかけになりましたが、その中で一番見直したのは保険関係と投資。当初は某有名YouTubeチャンネルの内容を参考にし、重い腰を上げてSBI証券で少額ですがつみたてNISAを開始(この時、なぜSBI証券に決めたかは忘れました)。

しばらくは普通に現金での積立をしていましたが、2021年6月にSBI証券がクレカ積立ができるようになったことからポイントに目を向けるきっかけに(ただ、育児で完全忙殺されていたので設定できたのは数ヶ月遅れてになりますが)。さらに年を明けて見つけたえまっちさんのBlog情報も後押しになり、こちらもできるところから設定し今に至ります。

↑いつもお世話になってます(深礼)。

2021年〜2022年はクレカ・ポイントでの投資ができる証券会社が続々と出てきましたが、今後はどのようになるのか。2018年8月から先陣を切っていた楽天証券は徐々に改定してきているので、他の証券会社も同じ流れになるのかならないのか。気になるところではあります。

ウエルシアがついに四国上陸。

ポイ活で有名なウエルシアですが、四国に上陸したのは昨年の2021年のことです。

私は上記の「アンバサダー案件」がきっかけで知ってはいたのですが、こちらはハートマークが目印のツルハ系ドラッグストア王国。さすがに難しいかなーと思っていたところに上陸ニュースが舞い込み思わず万歳三唱。それくらい嬉しいニュースでした。

さすがにまだ店舗数は数えるほどしかありませんが、これからどこまで展開されるか楽しみにしています。

とりあえず、初めてのウエル活で買った記念のツイートを。


ここまでまとめてみて。

こうして綴ってみると、時代の流れで認識が変わったり、改定されたり、消えたり、または復活したり。現時点ではなく、一歩先を考えることが大事だなと改めて痛感します。

2022年も色々な出来事がありましたが、個人的にポイ活歴史的なニュースとして挙げるとすると

  • Yahoo!の各種サービスにおけるTポイントサービスの終了

  • TポイントとVポイントが2024年春に統合

この2点かなと思ってます。これも一昔前では考えられなかったことです。

これから世の中、そしてポイ活はどのように変わって行くのか。お金との境界線はどうなるのか。これからますますポイントに対する意識は目まぐるしく変わって行くことは間違いないと思うので、そんな時代に生きていることを楽しみつつ、今後も地道に情報を追い続けていければと思います。


最後に。

情報収集のために開設したTwitterアカウントですが、一番うれしかったのは身近には一切いなかったポイ活の話ができる人が増えたことです。

特に一人だとなかなか手を出しづらかった投資関連案件、優待クロス辺りに手が届きはじめたのはありがたい収穫でした。本当にありがとうございます。2023年も引き続き様々な情報交換やお話ができたら嬉しく思います。

大変長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
またTwitterでお会いしましょう。リアルは…まだ先かな^^;

他の方々の記事は下記からどうぞ↓




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?