何かが始まってきたのか?
フジロック始まりましたね。
厳戒態勢下での開催なので出演は国内アーティストのみ、それもキャンセルが出たりと運営サイドはかなり苦しそうです。見た事も聞いた事もないようなマイナーな海外組を見れるのも楽しみだったりしたのですが…。
色々、思うところはありますがその辺りのお話は、すでにアジカンのゴッチが全ての音楽好きの気持ちを代弁してくれているので、そちらのnoteを読む事をお勧めします。
冷静でいて、熱い気持ちが確実に響いてくると思います。
今晩はmillenium parade見たよ
数年前から、YouTubeで一部配信するようになっているので、毎年夏の楽しみにしております。その所為でますます、実体験からは遠ざかってしまうのですが。
先程まで、以前から気になっていたmillenium paradeのライブを見ていました。話題になっている竜とそばかすの何とかの「U」と「Bon Dance」ぐらいしかちゃんと聞いていなかったので。ライブ映像で見れるのはありがたかったです。
率直な感想
え?この音楽性で日本のメインストリームにいるの?
とビックリさせられました。
パッと浮かんできたのが、菊池成孔さんのDCPRG。
ピアノが全面に出てきていたのと、曲によって編成にサックスが加わっていた事、それによってすごくフリージャズっぽいなぁと感じました。エレクトロニカっぽくもあったし、いずれにせよポップスとはかけ離れてますよね。
リズム体もポップスやロックとは全然違うアプローチですし、なんか渋いな、アヴァンギャルドだなと。そして、ベースやたら上手いな。めっちゃ気持ち良いじゃないか。
基本、ボーカルが入るようですが歌だったりラップだったり、しかも英詞のリリック多いですね。日本語のリリックも抽象的に聴こえたので、ちゃんと調べないと何言ってるか殆どわからない。
いや〜、これでマジでメインストリームで売れてるの?
どう考えても尖ってるから、一般受けしないんじゃないか。
このバンドで先に音楽活動始めちゃってたら、俗に言うミュージシャン’s ミュージシャンになっていたんじゃないか?
先にKing Gnu始めててホント、良かったですよね。
そりゃ、米津玄師くんにこのままじゃ売れないって言われるわ。
常田くんの芸術性という面での音楽的才能は、若手のミュージシャンの中では頭一つ抜けてますよね。彼の真にやりたい音楽はあまりマス向けとは言えないかも知れませんが、素晴らしいですね。
そういう意味ではフジロックへの参戦はとてもマッチしていたんじゃないかと思います。
もっと世間一般に、売れる為だけでは無い、創造の為の音楽もあるんだという事を広めて言って欲しいものです。
そして、明日は絶対envyとNUMBER GIRLを見るんだ。
2バンドとも私に大きく影響を与えたバンドです。
envyはfuneral dinerとのツアーを見たっきりライブ行けてないな。
残念ながらドラムの方は抜けちゃったようですが、楽しみです。
ポッドキャスト業界に動きがあったようで
つい先日ポッドキャスト業界、というか音楽配信大手のSpotifyが日本のポッドキャスト界隈に仕掛けてきましたね。
何がって、ポッドキャストというラジオに限りなく近いものを更にラジオに接近させるアプローチです。
Spotify限定のサービスになるようですが、自分のポッドキャストに著作権のあるアーティストの楽曲を差し込めるようになったようです。
こちらの記事でも紹介されていますが、予め自分のポッドキャストを編集で分割し、その隙間に楽曲を挿入していくという原理になるようです。なので、自分が話している音声の裏にBGMとしてアーティストの楽曲を使用できるという訳ではありません。
多分、それをしたい方を多いんじゃないかと思いますが、流石にそれは出来ないみたいです。
それでも、ラジオ等で散見される
「それでは聞いて下さい。〇〇の□□という曲です。」
という定番が可能になるという事でテンション上がっているポッドキャスターさんも多いんじゃないかと思います。
これを利用する為にはSpotifyの子会社であるAnchorというポッドキャスト配信ツールを使用する必要があるのですが、最近の国内ポッドキャスターさん達は高確率で使用している(かなり便利です)と思うので問題ないですかね。
Spotifyさん、攻めますねぇ
昨年あたりから、何かと日本のポッドキャスト市場に対して積極的な印象を受けます。Spotify独占配信の番組を制作したり、配信ツールのanchorも日本オフィス、ドットjpを開設したりして。
更に、テレ東に制作協力したドラマも絶賛、放映中ですしね。
このMusic+Talkもポッドキャスト巨大市場があるアメリカでは、導入されている事を知っていました。市場規模の違いから、日本ではサービスやらないだろうなと思っていたのですが、ここにきてって感じですね。
結局、どこまでやるんだろうなという風には捉えています。
最終的なゴールは収益化なのでしょうけど、いかんせん市場規模がアレなんで。正直、日本でのポッドキャストなんてマイノリティーも良いとこだと思いますし、Spotifyもまだまだ弱いとは思います。
以前も話したのですが、日本にはアメリカの車社会やラジオ文化がありません。基本的に公共交通機関が世界に類を見ないレベルで発達していて、それを日々利用する人が大半の中で、YouTubeに勝てるのかと思います。
現状、日本の環境下ではYouTube一択だと感じます。私も音楽好きというバイアスがなければ間違いなく、サブスクとして選ぶのはYouTubePremiumの方だと思いますし。Premium登録しなくても、多少のウザイ広告を我慢出来れば利用するのに何一つ問題も無い訳ですし。その点、有料登録しないとかなり強い制限がかかってしまうSpotifyは圧倒的に不利ですよね。無料会員だと日常的に音楽聴く人間にとって、ハッキリ言って使い物にならないのがSpotifyです。
まぁ、そうなんですよね。私の体感だと、Spotify有料会員ユーザーってガチの音楽好きが多いんですよね。なので、音楽>ポッドキャストなのは間違い無いんですよね。今でこそ、リサーチの為に他所様のポッドキャストを聴くようにはしていますが、私もなんの制約もなければポッドキャストとか余程の理由がなければ聴きません。
今の盛り上がりはあくまで局地的なものでしかありません。あくまでも、現在進行形のポッドキャスター達がテンション爆上げトランス状態なだけであって、一般層は何一つ気にもしていないしそもそも知らないと思うのです。
そろそろまとめていくか…
だから、Spotifyさんが日本市場における未来をどういう風に見ているのかなと気になっているのが、最底辺ポッドキャスターの私としての意見です。
収益化を目指したとしてスポンサーつくのかとか、いわゆる各分野のプロフェッショナルが大量に参入する事でマイノリティーであるアマチュアを全殺ししていくスタイルを取るのかとか。
ただでさえ特定分野の専門家が圧倒的、強者として振る舞っているポッドキャスト界隈なので、次に来るのは死刑宣告なのかも知れません。
何一つ影響力を持っていない私なので、どのように着地しようが関係無いっちゃ関係無いのですが。
まぁ、何があろうと私はやりたい事を続けていくだけなんで。
せっかく新しい機能が追加されたのだから使わないという選択肢は無い。
という事で私のポッドキャスト、次回のお話は丁度、ミュージックVideoを紹介しようと思っていたので、早速このMusic+Talk機能を使ってみようかと思います。
なんか、申請とかあるのでややこしそうですが、何事もやってみないとわかりませんので。
使ってみてのレポート的なものも後日、投稿しようかな。
あ、そもそも視聴者数が少なすぎてSpotifyで視聴しているリスナーさんいないんだった…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?