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初心者必見!ライティングにおけるマインドセットが使える実践心理学

そんなことはないんです。
そう言われても嘘だと思うし、
特別な人だけができると思ってますよね。

でも、心理学と自分の奥深くにある思考回路を知ることで、
見てくれる記事が書けます!

最初は「なんとか効果」とか言われて、
ちょっととっつきにくいかもしれませんが、
一個ずつの話はあなたも共感できるあるある話が多いですよ!

これを読み終わったとき、
月間PV100万以上のあのブロガーの記事も、
いつも見てる広告も見方が変わりますよ。

あ、私、無意識に買わされてた?
読まされてた?
そんなことに気づいちゃいますよ〜。


あなたの記事に読者は興味がない


はっきり言って読者は、あなたのことやあなたの記事に興味があるわけではありません。

どんなに汗水たらして書いた記事でも、興味がないものにはないんです。
このこと自体に落ち込む必要は全くありません。

なぜなら、あなたも同じくらい日々の生活で、
誰かの作品を無意識のうちに読み飛ばしているからです。

「じゃあ、どうしたら興味をもって読んでもらえるの?」と、思いますよね。

答えはひとつです。
読者自身にメリットがあると思わせることです。

例えば、出会いを求めている人なら、
異性からモテるようになる記事なら、
喜んで記事を読むことでしょう。

自分のマインドセット、
すなわち思考の癖や潜在意識は、
読者にとって最も興味のない、
必要のないものです。

しかし、マインドセットは、
あなたが今まで積み上げてきた歴史として、
あなたの思考回路に深く刻み込まれています。

そのため、障壁を乗り越えるために、
立ち返ることができるチェックリストをこれからご紹介いたします。

読み手の心理3原則「読まない・信じない・行動しない」

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まず読み手の心理3原則を紹介します。
この心理原則は3つのNOTとも言われています。

・Not Read…読まない
・Not Believe…信じない
・Not Act…行動しない

ライティングにおいて、ユーザーの心理を知っておくことは重要です。

この心理3原則を念頭におかない場合、

「こんなに書いたのにどうして読んでくれないの?」

「嘘をついていないのにどうして信じてくれないの?」

と、独りよがりに陥ってしまいます。

この3つの障壁を乗り越えるために、
できることがあります。

まずは3つの障壁について簡単に解説します。
障壁を乗り越えるためには、まずは障壁を理解することから始めるのが得策です。

出会いを求める独身女性、男性をイメージしてください。

飲み会では口を開けば出会いないかな〜、いい人いないかな〜。
そんな欲求不満でガツガツしてそうな人たちの行動でも、
この3つのNotは起きてるんですよ。

100%人は読まない  

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パッと周りを見渡せば、
電車で同じ車両の中にも同じオフィスビルの中にも、
世間一般で言われるような美男美女はそこら中にいます。

しかし、「今日の朝の通勤で目にしたイケメンを挙げてみてください」
と言って、答えられるイケメンは1人いるかいないかでしょう。

そのくらい、人は目に入ってくる情報を、
無意識のうちにかっ飛ばして、
視界に入ってきても、頭に入らないようにしています。

まあ、男性諸君は毎日の通勤電車で、
可愛い子見つけて覚えてるのかもしれませんが。。。

でも、それは日々忘れていってて、
その間に見てない人たちもたくさんいるはずです。

本田TばさのCMだけ見てて、
一緒に出てた人とかその商品とか、
その広告の下にいた可愛い人は、
見てないんじゃないんですか?

100%人は信じない

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スーツをきた女性が、
「あなた好みの男性が必ず見つかります!」と、
出会い系サイトや結婚相談所を勧めてきたらどうでしょう。

一瞬にしてそんなにすぐ理想の出会いがないと思うでしょう。
それにいくらお金取られるんだろうとも疑いにかかるでしょう。

登録無料と言われても、その先に絶対何かお金を取られる場面があると疑いますよね。

書き手は良かれと思ってる美味しい情報、
いい情報であっても、人は信じないのです。


100%人は行動しない

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出会い特集、恋愛特集なんて雑誌でもテレビでもよくありますよね。

芸能人某Wさんの恋愛テク、
アナウンサーTさんのモテ仕草、
ジャニーズK君の口説き文句、
いろいろやっています。

皆さんもぜひ活かしてなんて言われますよね。

でも、まあ、やらないですよね。

そんなキザな台詞使えるかってなるし、なんだか恥ずかしいし。

出会いたいは出会いたいし、モテたいのも嘘じゃないけど。
でも、やらない。
そんなものです。

みんな行動しません

3つのNotを乗り越えるための心理学

ここからは長い歴史を持つ心理学の叡智に基づいた、
3つのNot、「読まない」、「信じない」、「行動しない」を、
乗り越えるためのテクニックを紹介します。

読者に読んでもらうテクニックは主に2つ
  

バーナム効果

バーナム効果とは、本当は誰にでも当てはまることなのに、
あたかも自分のことを言われていると錯覚することです。

占い師を想像してみてください。
いかにも当たりそうな占い師が、
初対面であるにも関わらず、

「あなたは一見交友関係は上手くいっているように見えるけど、
実は独りの時間をもっと欲しているのではないですか?」
と言ってきたらどうでしょう。

「私のことわかるんだ!」
と一気に占い師への期待が高まりますよね。

でも実は、交友関係に大なり小なり気疲れする、
ごく一般的な悩みをあなたに当てはめているだけなんです。

読者にとっては、あなたが書いた記事が、
自分に向けられたもの、と感じることがとても大切です。

例えば、ダイエットの記事を書くのであれば、
いかにも読者に当てはまりそうな具体的なエピソードを書いて、
「そうなんだよ、本当ダイエット続かない…、これ私のことだわー。」と、
思わせる導入を入れてみるのも効果的です。

ぜひ、読者に向けたものであることを伝えるために、
バーナム効果をつかって、読者の心を掴んでみましょう。

ビジュアル優位の法則

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ちょっとこの男性カッコいいって思いました?

人間の脳が瞬時に情報を処理できるのは、
テキストではなく、90%がイメージ画像です。

またその処理速度も、
テキストの6万倍早い速度で、
イメージ画像を認識します。

ユーザーはあるサイトに着地したとき、
0.05秒でそのサイトが好みかどうかを判断し、
8秒以内にスクロールしてサイトを読むかどうかを、
決めているという研究結果があります。

1秒以内にユーザーに視覚的に訴えられるのは、
アイキャッチ画像です。

アイキャッチ画像を、
より記事の内容に即したものを選択し、
またユーザーの興味をそそられるような画像を選びましょう。

次に、8秒以内に読みやすい記事と認識してもらうには、
分かりやすい見出しをつけること、
目次で記事の内容が理解できることなどが挙げられます。

自分の記事にたどり着いてくれたユーザーが、
目次だけ読んで内容を理解して、
本文を読まなかったらどう思いますか?

せっかく書いたんだから、本文まで読んでほしい、
目次に内容を書かない方が本文を読んでもらえるかも、
なんて思っていては、自分のマインドセットにとらわれたままです。

読み手の3原則にあるように、基本的に人は読まないのですから、
目次だけ読んでくれただけでも凄いことです。

目次すら意味がわからなくて相手にもされないようじゃ、
本文を読んでもらうなんて夢のまた夢の話。。。

読者に信じてもらうテクニック

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両面提示の法則

両面提示の法則とは、言葉の通り、
メリットもデメリットも包み隠さず伝えることです。

例えば、就活生に企業をアピールする場合、
弊社はこんなに凄くて、
こんなに素晴らしい会社で、、、と、

言い続けても、ほんまかいっ!て、思いますよね?

企業からのPRより、
「弊社はこういうところが魅力ですが、
その分こういう面が他の企業より大変です!」と、

言われた方がその情報だけでなく、
今までにその企業がアピールしていたこと
全てを信頼できますよね。

このように、デメリットを伝えることは、
相手にこれまで訴えてきたこと、
全ての信頼性を高めることができるので、
とても大切です。

フレーミング効果

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フレーミング効果とは、言い換えることで、
相手に与える印象が変わることです。

例えば、あるダイエットサプリの紹介記事を書く時に、

1000人体験したうち、-5Kgを達成できなかった参加者はたったの100人でした。

-5kg減量成功率90%のダイエットサプリ。

後者のほうが、このダイエットサプリ効くんだ、
と信じてもらえるでしょう。

ライティングとは、マインドセット、
すなわち自分の思考の癖との闘いです。

フレーミング効果を意識して、
言い換えたらもっとユーザーにとって嬉しい文章になるのでは、
と立ち直ってみるのが、コツです。

読者に行動を促すブーメラン効果とザイオンス効果


ブーメラン効果

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ブーメラン効果とは、
相手に伝えようと思えば思うほど、
相手は引いてしまうことです。

ブーメラン効果の由来は、
相手に向かって投げたブーメランを、
相手が取り損ねてしまうことです。

簡単にいえば「押してダメなら引いてみろ」と、
いう言葉の意味に近いです。

押してばかりでは相手は一生振り向かないということです。

記事で商品を紹介するのであれば、
商品の良さをひたすらアピールし続けるのではなく、
読者自身にその商品を手に入れたとき、

どんな良いことが起こるかを、
考えてもらえるような内容が大切となってきます。

サザeさんが、カツoに、「宿題しなさい!」と怒鳴ると、
カツオは決まって「今やろうと思ってたよ、、、」と、
反感を抱きますよね。

それと同じでなぜ今宿題を済ませておくべきかを、
考えさせるのがサザeさんの子育てで、
足りないところということになりますね(笑)

ザイオンス効果

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ザイオンス効果は、
単純接触効果とも呼ばれています。

効果は、繰り返し同じ人に会うことで、
その人への信用が増す現象のことです。

営業職では挨拶回りは欠かせませんもんね。

つまり、自分がターゲットとしているユーザーに、
必要としてもらえるようなテーマで記事を繰り返し書きましょう。

記事を書くのであれば、
そのブログやサイトに継続してユーザーが訪問してくれることが、
最終ゴールと言っても過言ではないでしょう。

ユーザーが何度も自分の記事を読んでくれることによって、
ユーザーからのあなたへの信頼は増します。

そうすれば、あなたの記事を読みにサイトへ訪問するという、
行動をとってくれるでしょう。

まとめ

・読者は「読まない」「信じない」「行動しない」
・自分自身の思考の癖を捨てて、記事を書くべし
・読んでもらうには、心理学を駆使しよう
・誰にでも当てはまることをリアルに書いて、自分のことだと思わせる
・アイキャッチ画像を本文に合った魅力的なものにする
・メリットもデメリットも敢えて両方書く
・1つのことを言い方を変えることで印象が変わらないか確認する
・押しすぎず、読者に考えさせると説得力が増す
・読者にとって必要な記事をひたすら投稿する
・ちょっとしたコツをつかめばあなたも、
・憧れのライターになれますよ!

読者は読まないし、信じないし、行動しない。
でもあなたが読ませて、信じさせて、
また読んでもらいましょう。

あなたが変われば、読者も変わる!

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