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最近読んだおすすめの本 心のゾウを動かす方法

カウンセリングを生活の一部に。
ayakoです。

今日は「最近読んだおすすめの本」という
お話です。

皆さんは直感で物事を判断することはありますか?

これが欲しいなと思ったらすぐ買う、
飲み過ぎる、

これらは感情から直ちに判断した結果です。
しかし後々になって、

欲しいと思ったら、家に同じようなものがあった、、
翌日二日酔いで、職場で頭が機能しなかった、、

こんなことを経験したことがある人もいるかもしれません。

直感は感覚的に直ちに物事を判断し行動をもたらします。
一方、理性は感情に振り回されず物事を客観視したり、冷静に判断できる能力です。
直感は行動力とつながり良い結果に結びつくこともありますが、
時には悪い結果をもたらしてしまいます。
そんな時、私達は「あの時よく考えていたら・・・」と後悔してしまいますね。

この本ではユニークに、

直感を象
理性を象使い

としています。
私達の中には象と象使い、両方が存在します。

象(直感)は自分大好き、面倒くさがり屋、損をするのが嫌いです。
そして誤った認識(バイアス=偏見)をもたらしてします。
一方、象使い(理性)は物事を客観視、冷静に判断をします。

私たちが日々生活していく中で象(直感)を暴走せず、
望ましい行動へと促す方法があります。
それを行動経済学では「ナッジ」と呼びます。

行動経済学は私達、人間の感情からなる判断がどのように市場や人々の幸福に
どのような影響を及ぼすのか研究、分析する学問です。
ナッジ(nudge)は英語でそっと後押しする、肘でつっつく、という意味で
私達を良い方向へ行動を後押してくれているんです。

では、皆さんが
「英語を話せるようになりたいので英語学習をする」
と決めたとしましょう。
でもなかなか、毎日学習を継続することができません。

「英語を話せるように足りたいなら、勉強しなきゃ!」

象(直感)は正論を言われるのが嫌いです。
もちろん、英語が話せるようになるには学習が必要ですが、
ただただ「勉強する!」と自分に言い掛けても継続はできません。

象(直感)実は他人に指示されたことより、
自分で決めたことの方が自発的に行動したくなり
そして他人の目が気になる性質を持っています。

自分で英語を学習すると決意できたら、
ここで、ぜひ周りを巻き込みましょう。
どうぞ周りの同僚、友達、家族に宣言してください。
「私、英語学習を毎日して、1年後には海外旅行を楽しむから!」
勉強か、ゴロゴロしながらYouTubeを見るか、など
悩んだ時に周りの人たちへの宣言が、勉強の方へ背中を押してくれることでしょう。

最後にもう一つ。
象(直感)は疲れている時は誤った判断、行動をしがちです。
ぜひ、日頃から心身を休める機会とり、
誤った直感が出ないように心掛けましょう。

では、また。
ayakoでした。


カウンセリングを生活の一部に。
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