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採択率29%の補助金申請が通った訳

昨年は本当にコロナが原因で大きく売上に影響しました。そんな中、国や自治体の補助金に助けられたのも事実です。

給付要件が当てはまればもらえる給付金や、審査がある補助金など様々な制度があり私もありがたく使わせて頂きました。

さて、小規模事業者持続化補助金という制度についてなんですが、こちらは申請から実際に実施報告書を提出してから補助金がもらえる訳なんですが、まずは申請から採択までの事を記しておこうかと思います。(3/25現在まだ補助金は支払われてません)

私がこの制度を知ったのは第4回締切の2ヶ月前位でした。たまたま見たnoteで知ったのですが、その方の記事ではとてもわかりやすい内容で書かれていて、これなら私も申請できるのではないか、と思ったからです。経済産業省の募集要項などは、難しい言葉が並びてとても無理だと思ってしまいます。税理士さんや、コンサルの方にお願いすれば自分の手を煩わせる事なく申請できるとは思いますが。(この時の判断が正しかった、これは最後に)

参考にしたnoteは、私にはとてもわかりやすいテキストのようでしたので皆さんも一度目を通してみてください。noteはこちら ちなみに私はお礼もこめてこちらの商品を買わせて頂きました!めちゃおしゃれな三角コーン看板です。

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さて、話はもどり持続化補助金は申請する書式も全部テンプレートが決まっており、ページ数がオーバーする事も許されません。使用するのはWordです。これがないと申請も出来ません。PCが無い人はここで詰みます。でも、誰かに借りたりする事が出来れば何とかクリアできる問題ですね。

申請の書き方や、内容は割愛しますが、(ぜひ私が参考にした方のnoteをみてね)とにかく、今困っている事を訴えかける内容にしました。でも、ただクレクレといってもダメです。まずは自分の事業の概要や売りとなるものをしっかりと説明し、市場や今後の見通しをしっかりと把握して、その上で私はこういった事を計画して実行しますよ、と書くのです。

文字だけでなく、目でみてわかるグラフや数字も入れ込みました。もうプレゼン資料です。

ここで、税理士さんや外部のコンサルの方にこれを依頼したらどうでしょうか。あなた自身が困っている事、あなた自身が考えている事を書いてくれるでしょうか?あなたの訴えはあなたの言葉で表現するからこそ人の心に届くのです。

事実、商工会の方に別件で相談に行ったときにちらっとこの申請が採択されたことを話したら、「ご自身で用意した資料で通ったのはすごいですね!」と言われました。あとは、最初の方にも書きましたが、自分で申請せずに税理士やコンサルに依頼した方がとても多かった事、ゆえに同じような内容ばかりの申請が多かったようです。(まさに金太郎あめのようにどの申請書も使い回したような感じ)

私自身が私の言葉で書いたからこそ、しっかりと内容を読んでもらえたのではないでしょうか。コロナになったせいで、こういった事務的な事がたくさん増えて大変な思いもしましたが、書類作成能力が上がった気がします(笑)

美容関係の仕事をずっとされている方は、PCでの事務作業が苦手な方も多いですよね。こういう申請も外部の人に依頼すればお金がかかります。出来る事は自分でやればその分節約にもなります。(書類作成にかかる時間と、その間サロンで稼げる金額を比べて効率よく外部に依頼するのはもちろんあり!)

そして今回はまた新たに一時支援金を申請する予定です。
こちらは認定機関での確認が必要になるため、商工会へ足を運んだ訳です。
この1年で学んだことは、事前準備を余裕をもって行う事。
当然ですが、補助金などは予算が決められています。年に数回募集があれば、後になればなるほど予算が少なくなってきます。そうすれば採択率もどんどん低くなってしまいます。申請は出来るだけ早く、準備も出来るだけ早く(笑)、実施報告書も提出期限がありますから、こちらも出来るだけ早く(3回目(笑))準備しておく、というのが大切です。


ちなみにですが、私は商工会議所の会員ではないです。非会員であるのに、ここまで親身に相談に乗って下さるんです。もちろん入会を勧められたりもしません。中小企業の支援や相談に乗ってくれる機関ですので、あなたも困ったときはぜひ、管轄の商工会へ相談されてみて下さい。

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