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【卒業生の今】 国際関係を学ぶ大学生 菅野ひかるさん

こんにちは!インターンの小澤夢香です。

今回は、2021年度のスカラーシップ・プログラムの参加を経て、2022年度からインターンとして活動している菅野ひかるさんにインタビューしました!


1. プロフィール

菅野ひかるさん(20)
宮城県出身。
現在大学3年生で都内の大学で国際関係について勉強中。

2. はじめに

まず、ビヨンドトゥモローの卒業生である菅野さんの現在の学生生活についてお聞きしたいと思います!

米日プログラム参加時の菅野さん

ー大学ではどんなことを学んでいますか?

現在は、大学で国際関係について学んでいます。

国際協力の分野や市民社会、CSOなどの取り組みを通して、社会が持つ課題に対して具体的にどういったアクションを起こしていくかという点を特に学んでいます。

その中で、今は”国際緊急人道支援”(災害や紛争が起きた際に、災害や紛争下の人たちの命を守るための支援活動)について興味をもっています。

ー宮城から東京の大学へ進学した理由はなんですか?

高校のときはまだ将来に対してぼんやりとしか考えられていなかったのですが、当時「国際協力」に関心をもっていたので、大学では国際関係を学ぼうと思うようになりました。

国際関係について学べる場所を探したときに、もちろん宮城県内でも勉強できるところはあるけど、国際的な視点に触れる機会が豊富に学べる東京に身を置きたいと思い、上京する決意をしました。

ただ当時は「東京の大学を受験する」ということだけで頭がいっぱいになっていて、上京して新しい生活の基盤を作る必要があることなどに対してはあまり深く考えておらず…。

大学の合格発表の後、引越し間近になってから「本当に引っ越すんだ。どうしよう。これから自分で生活していけるのだろうか」と急に焦りが出てきてとても不安になりました。

そう思うと、東京への進学は無知だったからこそ決断できたのかもしれません(笑)

ですが、その結果新たな出会いや刺激の多い環境に身を置くことができ、上京して本当に良かったと思っています。

3.ビヨンドトゥモローの活動を通して

続いて、ビヨンドトゥモローでの活動や経験についてお話を聞かせてください!

ーサミットに参加しようとした理由を教えてください!

そもそも高校の時に初めてビヨンドトゥモローのパンフレットを見て、「あ、これ行ってみたい!」と思ったのがきっかけで、ビヨンドトゥモローのサミット(全国の高校生・大学生が対面で行うプログラム)に参加してみました。

サミットは数日だったけど、その短い期間でもビヨンドトゥモローの存在が自分にとって居心地がいい環境だと感じたから、大学生になってこの場所にまた戻ってきたいと思い、スカラー(大学生向けプログラム)に応募しました。

ースカラーとしての活動する中でどんな気づきがありましたか?

私がスカラーとして活動していた代は、年間のプログラムの柱がSDGsについてだったため、模擬国連のようなことをやっていました。

オンラインでのプログラムが多かったけど、全国各地にいる大学生が毎月時間をとって喋ることによって、視野がぐっと広がったなと思います。

プログラムを通していろんな分野を学ぶ人と話すことで、「自分はこういう風にチャレンジする方法もあるのかもしれない」というように考えることができました。

特に同期に対しては安心感がすごくて、毎月オンラインでみんなと話すと、凹んでいても”みんないるから大丈夫だな”って思えたりして、精神的安心感も大きかったと思います。

4. インターンについて

スカラーとして1年間の活動を終えて、インターンとしてビヨンドトゥモローの運営に携わることを決めた菅野さん。
どんなきっかけや背景があったのでしょうか。

ーインターンに挑戦しようと決めた理由を教えてください!

私が学外の活動にはじめて挑戦したのがビヨンドトゥモローの活動だったので、スカラーを卒業しても何か力になれることはないかと思って探した結果、インターンというものがあると知り、参加を決めました。

自分なりにビヨンドトゥモローに対してできることはなにかな、と考えた時に、インターンなのかなっていうのが一番大きかったです。

ー1年間のインターンでやりがいを感じたことを教えてください!

今までの自分のビヨンドトゥモローでの活動を通して、「ビヨンドトゥモローは、参加学生が自分自身の気持ちに向き合う時間を特に大事にしているな」と感じてきました。

なので、インターンとしてみんなの気持ちに合わせてどのようなプログラムを作るかという、”みんなの様子をちゃんと理解しながらプログラムに反映させる”というのが、難しいながらも最もやりがいを感じる仕事でした。

5. ビヨンドトゥモローで学びから将来へ

私にとってビヨンドトゥモローは、自分が素直になれる居場所です。

日頃生活する中で何かにアクションを起こしたくても、なんか苦しくなることやトライすることが難しいなと思うときがあります。

そういう時に、ビヨンドトゥモローの活動を通して自分の居場所に立ち返って、その場所にいるみんなと会話した時に、「自分大丈夫かも!」と思えることが多くありました。

”この人たちといたら大丈夫かも”とか”こういう人たちがいる場所だから自分は少しでも元気にやっていこうかな”と思える環境作りをビヨンドトゥモローで経験できたからこそ、次の世代にとっても自分の素直になれる居場所を提供できるようになれたらいいなと思っています。

※この記事ではビヨンドトゥモローが提供する年間プログラムを修了した学生を卒業生とし、彼らの活動展開をお伝えしています。

<ビヨンドトゥモローについては以下より詳細をご覧いただけます>


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