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インプット、もっと上手につづけたい

ウィズコロナ生活も1年が過ぎ、運動不足が蓄積。お腹のまわりにも何やら蓄積…。このままではヤバい!と我にかえり、暖かい季節になってランニング&ウォーキングを再開しました。

近所の散歩道は、5キロほど。少し走って、ほとんどを歩くと約1時間(遅っ…!)。ペースは遅いけれど、これがまた、Podcastで英語ニュースを聞くのにちょうどいい時間なのです。NHKのEnglish News、米abcのWorld News Tonight、英BBCのGlobal News Podcastを聴くと、こちらもちょうど約1時間。

同じニュースをアメリカ視点とイギリス視点で聴いたり、自宅で「ながら視聴」するNHKの日本語ニュースと同じ内容を英語で聴いたりしています。


通訳業の繁忙期は、アウトプットに重みがかかるがゆえに、(私の場合は)幅広いインプットを続ける時間的余裕(それ以上に精神的余裕)がなくなり、目の前の案件に特化したインプットに偏ってしまいます。

でも、インプット量が減ると、アウトプットの幅が狭まるのです。だんだん自分が使いやすいボキャブラリーに偏り、表現が貧弱に。大げさに言うと、枯渇してしまうんですよね、自分の言葉の泉が。

言葉を生業にする者としての焦りからか、喉がカラカラに渇いたような感覚からか、繁忙期が落ち着くと、書店に駆け込んだり、Podcastをまとめて聴いたりと、目から耳から言葉を取り込みたい衝動に駆られます。もっと上手に、コンスタントに潤っていたいのですが…


昨年、書籍への寄稿や連載執筆の機会をいただき、「書く」という新たな分野に挑戦しました。書くことももちろんアウトプット。ちゃんと書き続ける上でも、幅広いインプットを続けて、思考を深めることが大切だと改めて感じました。

英語を話す場合も同じです。すでに十分に会話ができるレベルであっても、英語で情報や言葉を継続して取り入れることで、表現や語彙が豊かになり、説得力が増します。


今年のテーマのひとつは、インプットのタイミングを、日々の暮らしにもっと多く組み込むことです。そのためにも書き続けようと。ちょうど担当していた連載が無事終了したので「4月からはnoteで記事を書く」と決意して、今日は4月28日。あら、ぎりぎりセーフ。

通訳者は、語学のプロであると同時に、言語について学び続ける学習者でもあります。言葉への敏感さを磨き続けなければいけない。そんな思いを持って、書き続けていきたいと思います。

あ、インプットと共に、運動も続けてみます…


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