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水星のスピード感と買って良かったもの

うわ、もう12月だなんて信じられない、と思ったのは一昨日くらいだと思ったら、もう大晦日ですよ。今年はひとシーズンが1ヶ月くらいの感覚で、知らないうちに、太陽の周りを地球のおよそ1/3の周期で公転する水星に暮らしているのではないかという気がしてなりません。

↑このJAXAキッズサイトが面白い

さて、今年買って良かったもの。
当初オーダー後1ヶ月後の納品と言われていた「左利き用チェロ」。これこそが今年一番の買って良かったものの座に輝くと信じて疑っていなかったのに、いまだ職人さんの元(もしくはやることリストの中)にいる模様なので、他に何かあったかなあと思い巡らしてみました。

<クリスタルボウル>
これもオーダーしたのはその前の年の暮れだったのですが、手元に届いたのは今年の1月。去年の買って良かったもの記事に書いてたかなと念のため確認してみたら、そもそも2021年買って良かったものは下書きのままでした。おまけに今年同様、去年もデリバリーが届かない案件をぼやいていました。笑(今年もデリバリー関連ではだいぶやられています)

上の記事でも書いているように、返品を考えていたほどなのに、開封した最初の印象をずっと保ったまま。毎日使っているわけではないけれど、この音と振動のパワーに何度も何度も助けられました。面白いのが、そもそも私はセルフレイキをすると、必ずコミュニケーションを司る第5チャクラあたりに滞りを感じていた(そして心当たりもかなりあった)のですが、そういえば最近はあまり気にならなくなっていました。不思議。

<ラフマのリクライニングチェア>
当初はVitra製のイームズロッキングチェアを買おうと思っていたのだけれど、そもそも私はソファーがあってもそれを背もたれにして床に座るたちだし、次の引越しの時に嵩張るのも気になったのとで、とりあえずお値段1/10のレプリカを買って、ちゃんと使うようだったら次の引っ越し時にVitra製を買おうと考え直したのでした。

ところがそのレプリカも納品までに数ヶ月。その間に気が変わったのと、レイキセッションにも使いたいなと気になっていたラフマチェアが夏のセールでお買い得になっていたのを発見し、あっさりレプリカはキャンセルして、こちらを購入。

https://www.lafuma-furniture.jp/relaxation-chair-futura-be-comfort-dark-grey-lfm3130-8902-jp.html 

とにかく座り心地が良くて、眠くもないのにずっと座っている(横になっている?)と、いつの間にか寝落ちしてしまうという危険な椅子です。あと夏のバレエ集中レッスンで脚を酷使した時に、それはそれは威力を発揮しました。

アウトドア製品にしては部屋に置いていても、それなりにインテリアには馴染んでいますが、いつか住環境とお財布事情が整ったら、ベランダか庭に置いて、陽の当たる窓際にはやっぱりイームズロッキングチェアを置きたいかな。

<イリー 社のミルクフロッサー>
もう何年もの間、エスプレッソマシーンが猛烈に欲しくなるというのが周期的に訪れては、欲しいのはお値段が結構するし、そもそも手入れが大変そうだし、洗えるモカポットとミルクフロッサーで良いかな、とミルクフロッサーを探しては、性能と見た目と洗い易さで「これ」というものに巡り合えず、そのうちに、そもそもブラックで飲むことがほとんどだからミルクフロッサーもいらないかな、となるのをここ数年繰り返していました。

私は、体調を崩しそうな時や花粉症対策にターメリックラテを作って、薬代わりに飲むのですが、どうしてもターメリックが沈殿してしまうので、スプーンでかき混ぜながら飲んでいました。ところが割と最近になって、ネスプレッソのミルクフロッサーを持つ友人宅で泡だてたミルクで作ったところ、普通のホットミルクの時よりもだいぶ沈殿しずらくなったことに触発されて、再度ミルクフロッサー探しの旅へ。

そして見つけたのがこちら。

まだミルクの泡立てに使ったのは1度きりなのだけれど、ちょっと思いついて試してみたら大正解だったのが、ホットラム。電子レンジを使わない私は、今までは鍋で火にかけていたのですが、沸騰しないように気を使うし、鍋口が広いので盛大にアルコール分が飛んでしまうような気がしていたのです。ところがこのフロッサーならちょうどいい温度に温めてくれるし、洗うのも簡単。おかげで例年よりたくさんホットラムを飲んでます。笑

そしておまけは、買ったけど…良かったけど…なもの。

<GEWA ハードチェロケース Pure>
チェロのレッスンを受けると決めて、必要になったのがチェロケース 。セカンドハンドの合板チェロを譲り受けた時にくたびれたソフトケース もついてきたのだけれど、譲り受けた当時、帰りのバスで既に何度か軽くぶつけていたので、このソフトケースでカレッジまでの片道1時間ほどの地下鉄移動は不安しかなく。あまり重くなくて、でもリーズナブルで、雨にも負けないハードケースということで購入したものでした。

カレッジ通いが始まって、やっぱり何度か軽くぶつけたり、酔っ払いがぶつかってきたりとしたので、ハードケースにして良かったと思ったのも束の間。11月最終日、秋ターム最後の日のレッスンの帰り道に、ケースのロック部分が開いたままになっているのに気づきました。

それまでもヒンジ部分の噛み合わせが甘いような気はしていたのですが、どうやらついに噛み合わなくなってしまったようです。購入後3ヶ月で壊れるってどういうこと?と思いつつ、まだまだたっぷり保証期間中なので、購入元のドイツの大手オンラインミュージックショップへ連絡。

すぐに、送り返してもらって修理なり交換なりをする、という話になったものの、そこからが茨の道。まず梱包で揉め、結局根負けした私が梱包材を手配・購入することで落ち着いたものの、その時点でクリスマス1週間前。当然運送会社はキャパシティMAXの時期で、集荷来る来る詐欺に会いました。集荷日こそ指定できたものの、時間の指定は不可、仕方なく仕事の都合をつけて、ドキドキしながら家で待つこと丸1日、というのを2回、その度に既出ショップにメールをし、電話をし、と繰り返した挙句、いまだ巨大なチェロケース入りの箱は、私の手元に留まっています。

なんでも通関に3週間、そこから先方のショップでケースの状態を確認し、メーカーに修理を出すとなればそこからさらに数週間かかると言われていたのに、この1ヶ月間、実質何も進んでいないわけで。

行き場のない怒りと自分の力ではどうにもならない加減にストレスMAXではありますが、とりあえずその間ケースなしでは練習のためのリハーサルスタジオ通いも出来なければ、1月中旬から始まるレッスンにもチェロを持っていけなくなるので、なんとかしなければなりません。チェロ関連のものは何かと高額だし、どうしたものかと頭を抱えていたのですが、クリスマス明けにFBのマーケットプレイス経由で、セミハードケースを破格で譲り受けることが出来たのは不幸中の幸いではあります。

何かと思い通りに進まないチェロ道ではありますが、もうやめてしまおう、と思わないのがチェロの魔力なのかもしれません。


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