政治①立憲民主党~4人の代表候補者
算命学が帝王学、現実世界の仕組みを説くものであるからには、政治家の方々の様子を観察することから学べることは盛りだくさんであるはずで、
これから日本では大きな選挙が行われますし、これを機に政治家の方々の様子を追いかけてみたいなと思っています。
まずは立憲民主党の代表選挙の立候補者が出揃ったということで、そこから始めてみようと思います。
①天中殺
党の代表者の持つ運勢が党自体に影響を与えるので、
まずはそれぞれの天中殺を確認したいと思います。
野田元総理 午未
枝野前代表 申酉
泉代表 戌亥
吉田晴美さん 午未
最大野党とはいえ、その議席数を大きく引き離されている立憲民主党。
先日の都知事選でも想像以上に低い得票数しか得られなかったことを思えば、党自体のテコ入れが必要なのでは?と感じるところ。
そんな感想を持ちながら4人の天中殺を見れば、
どの方が代表になっても難しそうな感じがします。
午未天中殺は区切りをつける末代運と言われますし、
戌亥天中殺ははみだし運で現実世界にはあまり強さはありませんし、
申酉天中殺は広告塔の役目なので、内部固めには向きません。
子丑天中殺で党を牛耳って一新させるとか、
寅卯天中殺で内側を盤石に固めるとか、
辰巳天中殺で権力を持つことに邁進するとか(と言っても辰巳天中殺の人は現在天中殺期間なのであまり表に出ない方が妥当ではあります)、
そういった方が立候補として出てこないということは、
そもそも今後の立憲民主党の勢力にはあまり変化は期待できないという事でもあるかなと思います。
②立憲民主党成立日
では、そもそも立憲民主党自体がどんな党であるのか気になったので調べてみます。
Wikipediaに記載されている成立日は2020年9月15日。
これを参考に命式を出してみると、以下の通り。
辛乙庚 五行にすると 金木金 年干月干が干合 金金金
酉酉子 → 金金水 → 金金水
※子丑天中殺
※生年中殺
※年支月支 破
※日支年支 破
※日支月支 自刑
たくさんの金性が1つの水性に流れ込むカタチです。
個々の信条、プライド、正義が集結して一つの知恵を生み出します。
現在の立憲民主党がどのように結成したかWikipediaによると、
「かつての民進党の流れを汲む国会議員らが、旧・立憲民主党(旧立憲)を中心に、旧・国民民主党(旧国民)の大部分や、社会保障を立て直す国民会議、無所属フォーラムなどから合流することで結成された国政政党である」
…とあります。
まさに、と思うところです。
この水星(知恵)は年支に位置しているので、現実未来にあることになります。
破の影響を受けるので、若干水漏れしながら、
中殺の影響もあるので、時には壮大な知恵、時にはまったく矮小な知恵、
異常干支でもあるので、少し異質さをも感じさせながら、
そんな感じの知恵を現実に生み落としていくことがこの党の姿なのだといえるのではないかと思います。
となると、現実未来に向かっていく申酉天中殺である枝野さんがこの立憲民主党の結成当初の代表であったことが妙にうなずけたりします。
もう少し見てみますと、
破×2に刑があり、刑の作用が膨れます。
刑は月支と日支にあるので、内部での対立や争いは常にある感じです。
しかしながら、個々の信条、プライド、正義を集結させるためには避けては通れないことでもあり、対立を乗り越えながら進んで行くことが大切なのだと解釈します。
時期党代表に4名もの立候補者が立つのも自然のなりゆきなのかもしれません。
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