自分の障害について思うこと②

前回の記事からだいぶ時間が経ってしまいましたが…

私が障害を知ってからの話…

前回まではASDと知らずに過ごした中学時代の話でしたが、ではなぜ私が障害を知ったのか...

それは本当に不運な偶然だったのです。

嘘のような本当の話...

高校に入学して1年生の健康診断の時でした...

配られた私の記録の特記欄に初めて見る文字が...それが

《アスペルガー症候群》

当時の私には???な状態でした
これなんだろう?私だけに書いてあるのかな?そう思って他の子の記録表をこっそり横目で盗み見してみましたが何も書いてありませんでした。

当然っちゃ当然なんですけど、当時の私はとにかく???な状態だったから、単純にこのアスペルガー症候群ってのは何?って感じでした。

ただ、何となく誰も何も言わないところをみると《何か重大なことなんだろうな》とだけ思っていたし、大人には聞いちゃいけないかもしれないなと思っていました。

今思えば聞くのが怖かったのかも。当時は過呼吸で倒れる事がほぼ毎日だったし、どうしたら倒れなくなるか考えるので精一杯だったし。

でも知らなければならないような気がして、当時の私は行動に出ました。
当時はインターネットは出始め、携帯で調べものまだまだの時代だったのでGoogle先生というわけにはいきません。
そうなったら方法は古典的に1つ...

図書館!!

とりあえず精神科罹ってるからそういう関係の病気?とは思ったけど何なのか全くわからなかったから、分厚い医学事典を見つけて何冊か探しました。

見つからない...見つからない...見つからない...

あった!

アスペルガー症候群

自閉症?

コミュニケーションの障害?異様なこだわり?発達の遅れ?

これ私?
私、そうなの?

分厚い医学事典...読み進めても難しい言葉が多くて...

でも、何となくわかったのは

《私は普通の人と違うらしい》ということでした

そんな風に自分の障害を知って...私は正直ショックでした。受け止めきれなかったし、何より意味が解っていないし…

とりあえず私はなんかよく解らないけど人と違うらしい

じゃあ何がどう違う?どうすればいい?

それを誰に聞けばいい?

モヤモヤという一言では片付けられないくらい真っ暗な気持ちになりました

ここまでが最初に障害を知った時の話…

これから本当の意味での苦しさがあります。

続きはまた…

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