SARASA Rとは何者なのか?
どうもべっちょです。
さて、今回は文具沼界隈を色々な意味で騒がせているこちら。
SARASA Rです。
この子がなぜ界隈を騒がせているのかというと…
「ぶっちゃけ、SARASAドライと同じじゃね?」
というところです。まぁ、とどのつまり「面替え」ではないかというところで有罪無罪が問われているわけです。
まぁ、その辺は水性染料なので非常に実験で比較しやすいです。
ので軽く検証。
筆記線
水濡れ
こういう時には加圧式の霧吹きがあると便利だよ!
ペーパークロマトグラフィ
少なくとも黒と赤は同じですね!(あっさり)
で、重要なのはこれを有罪ととるか無罪とするかですが…
そもそも起訴対象外です。
「SARASAドライに新色追加!」よりも新製品として出した方がインパクトが高いので「リブランディング」の範囲内ですし、何よりもですよ…
これから…
こうなって、
今までSARASAドライを使っていた人からすると、SARASAクリップと金型が同じになったので50円安くなりましたよ!やったぁ!!
あ、替え芯はない模様です。SDGs大丈夫かな…
まぁ、手放しで賞賛出来ない部分はいくつか。
・学習向けに出すなら、中高生が使う防水ではない通学バッグにノートを入れるのに、この水濡れに対する弱さは絶対に駄目でしょう…(ノートが濡れたら一発アウト)。
・色付きの塩ビ製ペンケースを使っている勢は外から色の判別難しいよね(ユニ某ルワン対抗で出したら同じジレンマにハマった模様)。
・すぐ乾くけど、手汗で普通に滲むからそこは気をつけてください。
まぁこんなところかな。
Post-it®の付箋とキャンパスノートにチューニングした感あるので、付箋とSARASA RはSARASAドライと変わらずおすすめの組み合わせです。
まぁ、そんなところです。
いや、なんとなく歯切れが悪いのは理由がありまして…
>2020年ゼブラ試験結果(測色計による測定)当社従来品黒インクの濃さを100としたときの指数で比較←ZEBRAのサイトより引用。
これ、顔料のSARASAクリップとの比較じゃないの?フェアじゃないのでは?
あと、黒赤青のベーシックカラーはVコーンノックと競合しているし、他の色はユニボールワンどころか自社のSARASAクリップと競合してませんか?
しかもVコーン以外は顔料だから耐水性強くてノートにもおすすめだし!
開発急ぎすぎて、いい感じに顔料の調合をするのと色数間に合わなかったのかな…と邪推をしてしまうわけです。
このインク、ジェルではなく完全に水性にして万年筆インクとして出してくれたらかなり行けると思うんだけどどうですかね?Pロットに塩を送る感じになるので無理ですか?(上目遣い)
以上です。
閉廷!
この記事、RとSが多いですね(ボソッ)
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