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頑張りすぎて、疲れてしまったあなたへ。

人のために頑張ってやっているのに、評価してもらえない。
自分の辛いこと、自分が我慢していることが誰にも言えずに苦しい…。

そう、努力してる。努力はしている。

でも、思うように結果が得られなくて、やっぱり自分はダメなんだ…と考えて、更に孤独が迫ってくる。

今、これを読んで、

「あ…これ、自分だ」

そう思った人は、いませんか。
大丈夫です。

あなたは、"ヒトリ"ではありません。

なぜって?
これは、今この文を書いている私ですから。

"ヒトリ"は、本当に本当に辛いですよね。
何もしていないのに、ふと涙がこぼれてしまう。

私自身、孤独から強烈な自殺願望に囚われて抜け出せない時期がありました。その寂しさから抜け出せたのは、The Science Well-Being(幸福学)という学問を学び、学んだことを実践するようになってからです。

それをきっかけに、The Science Well-Being(幸福学)以外にも自分で色々と情報を集め、試してみたところ、自殺願望はなくなり、今は少しずつではありますが、ありのままの自分が肯定できるようになってきました。
何より、昔ほどの孤独感が今ではありません。

この記事では、実際に自分が実践していることをご紹介していきます。
何より、あなたはあなたでいいんだと、伝えたい。

1.自分で自分を評価するのを休みましょう

心理カウンセラーの手法の一つに「受容」というものがあります。
これは、相手を否定も批判もせず、ただ、あるがままに受け止めるという行為です。

「いい悪い」もなく、「できるできない」もなく。
他者と比べることもなく。

ただ、あなたはあなたのままで、そこにいて大丈夫。
そう。あなたはあなたのままで、そこにいて大丈夫です。

そう自分に語り掛けてください。

残念ながら、努力しても、結果に結びつかないことはあります。

対人関係においては、特にです。
基本的に、何事においても私たちは結果が選べません。
選択できるのは、自分の行動だけです。

これは、自明の理です。
だから、自分ができることをやろう。
自分が一番いいと思える選択をして、行動していこう。

そう思ってガムシャラにやって、やり過ぎて、燃え尽きる。
時には疲れ果ててしまうことだってありますよね。

そんな時には、一言、自分にやさしい言葉をかけてあげてください。
実際に自分の名前を呼んであげてください。

「〇〇さん(あなたの名前)、私が、あなたのがんばりを見てたよ。
どれだけ、苦しいのか知ってるよ。
〇〇は、〇〇のままでいい。ここにいて、大丈夫だよ。」

自分のがんばりを一番理解しているのは、あなた自身です。
自分で自分に寄り添いましょう。
そして、自分がここに存在することを自分で肯定しましょう。

あなたの努力を否定する権利は、誰にもありません。

ここでは、自分のことを評価しないでくださいね。
ゆっくり深呼吸をくりかえしましょう。

2.感情を書き出す

自分が考えていること、思っていることを全て紙に書き出す効果は色々なところで議論されています。

私も実際に、心が不安定になったり、ネガティブな気持ちになるとやります。
以下の写真は、実際の自分のノートです。

食べたごはんがあまりおいしくなくて、不機嫌になっている自分がいます(笑)

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このように、自分の心をノートに書きだしていき、実際にどうして自分の心がイライラしたのか、不快な感情を抱いたのかをひたすら書き出します。
そうすることで、自分の心がどんな時に悲鳴をあげるのか、逆にどんな時に穏やかになるのかが分かるようになってきました。

それが分かれば、ネガティブな感情になる行動を避けることができます。

他人の行動が原因の時には、完全に避けることが難しいかもしれません。ただ、理由が分かっていると、自分ではどうしようもないしな…と、すんなり割り切ることができるようになりました。

自分の精神が不安定で、酷い時には、他人に対する不満など、自分では気が付いていなかった本音がノートの上に吐き出されます。

時には、自分で自分に引くほどの暴言が出てくることもあります。

それでも、自分の頭の中のもやもやを書き出し切ると、心がすーっと軽くなる感覚を覚えたことが、一度ありました。その感覚を得た時に感じた心地よい解放感は、今でも鮮明です。

それともう一つ、自己肯定感が低い私は、以下のように以前はできなかったけど、今回はできたことがあれば、一緒に書き出します。

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私は昔、「辛い」という自分の感情を押し殺し、我慢して行動していました。そんな私には、こうやって「自分の辛さが認められた」だけでも、「成長」だと捉えられたんですね。

3.まとめ

この記事では、実際に自分がやって自身の気持ちが楽になったと思う習慣を書き出してみました。

共通して言えるのは、繰り返し、定期的に行うということです。
私がこの記事に書いてあることをやり始めたのは、ちょうど一年ぐらい前です。

やり始めてすぐは、自分で自分を認める言葉を言ったところで、感情を書き出したところで、心のモヤが晴れることはありませんでした。

けれど、自分の感情を書き出し、どうしてその感情が起こったのかを分析していくと、自分の好き・嫌いが見えてくるようになったんです。

以前は「嫌い」という感情を持つこと自体を、私は否定していました。
ただ、「嫌い」が分かってくると、より「好き」を大事にするようになりました。

結果、自分が「好き」だと思うことを頑張るようになり、「頑張る」という行為そのものが苦痛ではなくなってきました。
何より、自分で「好き」で選んでいる行動なので、自分のための行動です。

以前は、「嫌い」でも我慢してやっていたので、認められたくて他者の評価にどうしても依存してしまっていたんですね。

我慢してやっているのに、誰からも評価してもらえない…。

そう考えてしまうから、余計に辛くなるし、他者からの評価を求めているのに得られないから、孤独になる。

私の場合、そんな負のスパイラルができていました。

それに気が付くのに、私はすごく時間がかかりました。
気が付いて意識的に「好き」を選択するようになってからは、徐々に自身で抱えていた寂しさも和らいだように感じられます。

自身の「好き」に気が付き、行動を変えるのには、時間がかかります。
一方で、自分を否定的に見るのではなく、そのままの自分の存在を受容する言葉を自分に伝えることは、今、この瞬間から始められます。

言葉には力があります。

「あなたはあなたのままで、大丈夫ですよ。」

この言葉が、今必要としている誰かに届きますように。


※この記事は、私個人の体験と、その気づきを書いたものです。
専門家の助けが得られるのであれば、ぜひとも専門家の助けを得てください。一人で戦うのは、本当に辛いですよね。

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