見出し画像

ご飯とみそ汁へ~改善とは革新ではなく回帰である~

 「腸活」をやりはじめて2カ月ほど。たどり着いたのは、ご飯とみそ汁という、日本人の原点でありました。

結局これでヨカッタ

■いろいろやって「小食な人」になった

 主にダイエットを目的とした食に関する情報が、世の中に氾濫しています。マクロビ、糖質制限、グルテンフリー、MEC、FODMAPなど・・・。とりあえずやってみる質なので、ひととおり試してみました。一週間の断食もやりました。

 結論から言うと、いずれの方法も何かしらの効果はありましたが、どれも長続きしませんでした。アレダメコレダメ(あるいはコレしかだめ)なものが多いので、ストレスを感じやすかったです。

 そんなことばっかりやってるうちに、自分の中では「食べない=いいこと」という図式が出来上がってまい、小食が習慣になっていました。

 朝は食べないし、昼はアンパンとコヒー、夜は晩酌でアテを少々。もはや、何も食べなくても生きていけるのではないかと本気で考えました。世の中には、飲まず食わずで生きてる人もいるらしいですし・・・ 

■食べないくせに調子はイマイチ

 大して食べてないくせに、腸のあたりの違和感がずっとありました。ある人との会話がきっかけで、「腸活」をはじめました。

 最初はあまり深く考えず、発酵食品を摂取すればいいと思っていたのですが、意識が変わると今までと違う情報が入ってきます。脳科学的に言うと「RASが開く」状態です。

 このチャンネルを見て、「ご飯とみそ汁でいいじゃん」と、まさに腹に落ちしたのでした。

■より良く変わる=より良く戻る

 筆者は脳科学コーチとして、「より良く生きる」ことをサポートしています。新たな習慣を身につけるためには、新しいことを学ぶことも必要ですが、忘れていることの中にヒントがあることが多いです。

 特に日本人は、ものすごく貴重な原理原則を忘れてしまっているような気がします。

 みそ汁を啜りながら、そんなことに思いを馳せています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?