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Fast alone, Far together

 こんにちは!キャリア・アウェイクナーの金澤です。

 ここ最近、いろんなところに行って、いろんな人の話を聞いたり、自分のやりたいことを話したりすることが続いているのですが、この一週間で全然違う人から同じ言葉を2回聴きました。改めていい言葉だな、と思ったので紹介します。


 Fast alone, Far together


 早く行きたいなら一人で行け、遠くに行きたいなら一緒に行け


 なるほどなあ〜、と思うわけです。思えば、人が育っていくプロセスって、まさにこの通りなんですよね。

 私のことを振り返ってみると、塾講師として仕事を始めたときは、自分自身で精一杯。何をやっていいかわからなくて、必死に勉強して予習して、失敗して成功して、っていうのを繰り返して少しずつ成果を出せるようになっていくわけです。

 ちょっとできるようになってくると、自分に部下がつく。教室長になる。そうやってみんなで一つのことに取り組むようになる。そこで今までとは違った壁や、違った問題や課題が出てきます。ちゃんと自分ができるようになっているのに、他人をできるようにするのはまた違うやり方やノウハウが必要で、それに戸惑ってしまったり。

 でも、できるようになった時の影響力とか、成果の大きさとかは、一人でやっている時よりはるかに大きいんですよね。

 教室長ができるようになってきたら、それがエリアマネージャーになり、全社企画の責任者になり、部長になり・・・やりがいも影響力も、そして責任も大きくなってくる。

 私は部長の時に独立したので、会社においてその先を見ることはありませんでしたが、会社員としてどんどん自分の影響力を広げて「遠く」にいく究極系が、社長という立場なんでしょう。


 ベンチャーの社長さんの場合も、肩書きは社長固定ですが、この言葉が当てはまります。最初は理想を掲げて会社を立ち上げて、でも仲間は一人、または数名。やれることに限界があるわけですよね。

 でも自分のやっていることに賛同してくれる人が増え、徐々にジョインしてくれる人が出てきて、出資者まで出てくる。そうやって会社が大きくなると、「遠く」まで行けるようになる。


 この言葉、世の中の真理をついているなあ〜、と感じます。


 FastもFarもある程度経験してきたからこそ、その経験を生かして、キャリア・アウェイクニングを遠くに運んでいくことができると信じられます。まずは一緒に行ってくれる人をたくさん探さなきゃ。 よし、頑張ろうっと。


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