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【募集】足し算ではなく、掛け算の仕事をしよう

 子どもと共に未来を育む 共育コンサルタントの金澤です!

 今日は募集です。私の仕事のスタンス・やりたいことと、ご賛同いただける方を募集したいと思っています。お読みいただいて興味を持っていただいた方は、一番下のホームページよりご連絡ください!

短期留学引率で学んだ「境界領域」という考え方

 私が勤めていた学習塾はちょっと変わったところで、毎年奨学金を出して子どもたちを海外短期留学に連れていくという企画をやっていました。これ誰に言っても驚かれるんですが、子どもの未来を拓いていくという意味で、受験も留学も同心円だと考えていたんです。面白いですよね。

 この企画は、リーダーとなる一人の男と私の2名でずっと運営していて、募集から引率まで全てやっていました。実際に5回ほどサンディエゴやサンフランシスコに引率に行って、子どもたちと一緒に色んな体験をしてきました。これは私にとって本当に貴重な宝物です。

 今でもたくさんのことが思い出されるのですが、その中の一つにこんな言葉がありました。

 【面白いことは境界領域に落ちている】

 この言葉を子どもたちに伝えてくれた方は日本人で、経歴としては現在はピクサーに勤めていて、その前は全然違う業界にいた方でした。全く違う業界に来たことで、今までの経験をそのまま活かすことはできないが、今までの経験と今いる業界の境界をつなぐことで、今までなかったようなものを生み出すことができる、という話だったと記憶しています。

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↑これはオムレツとライスの掛け算w

自分がやりたいことは掛け算の教育

 私も独立して3ヶ月半経ち、この間色んな方に会ってきました。フリーランスで活動していますというと、ほぼ確実に「何をやってるんですか?」と聞かれるのですが、これがなかなか表現に困ります。どうしてかというと、この境界領域を意識して「今までなかったような教育」にチャレンジしているからです。

 私は20年以上、学習塾業界で受験に関わってきました。中学受験、高校受験はなんでも任せてもらって大丈夫です。また、進路指導責任者も10年勤めてきましたので、入試情報とか学校のこと、大学受験や就職までの道筋に関しても世間一般の方よりはるかに情報を持っていると思います。

 ただ、それをそのままの形でサービスとして提供するのは、私の中では「足し算」であり、境界領域のチャレンジではないんです。だから、今まであまり交わることのなかった分野との「掛け算」をすることで、新しい教育サービスを世の中に打ち出していきたいのです。

 もう一つ私が持っているスキルは、アドラー心理学をベースにしたコーチングスキルと理論です。日本で唯一のアドラーコーチングを教える(株)チームフロー(現在は(株)イノベイティア)でプロコーチ養成スクールに通い、1on1の本格的なセッションを100名以上実践し、またスキルをコミュニケーションに応用して自分の言動に変革を起こしてきました。

 その結果、5人程度のチームもうまく運営できなかった自分が、学習塾を卒業する頃には直接の部下からリーダー職を何名も輩出し、35名の部署を任せてもらえるようになり、全社プロジェクトを託されるようになることができました。これは確実にコーチングのおかげだと思います。

 そんな私の二つの領域を生かして、私がチャレンジしているのは

「家庭教育×コーチング」

「進路指導×コーチング」

「家庭教師×コーチング」

 という、新しい教育の形です。これは足し算ではなく掛け算です。これによって、子どもたち誰しもが、未来を明るく描き、実際に社会で活躍できるようになってほしいというのが、私が持っているビジョンです。

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「日本流」と「アメリカ流」の境界をつなぐ教育を

 今まで教育といえば、一方的に教えて、子どもたちも一方的に言われて勉強して力をつけていく形が一般的でした。しかし社会の変化によって、この教育で育った子どもたちが世界では通用しなくなっている現実があります。

 これまたアメリカで経験してきたことですが、アメリカの子どもたちは、小学生でも中学生でも、ほとんどの生徒が「自分はこんなことがしたい」「こういうことが夢だ」ということを語れます。日本の小・中学生に同じ質問をしても「まだ考えていない」「特にない」「よくわからない」という答えがほとんどを占めるのに、です。

 この差を持つ人たちが、社会に出たら同じように働くわけです。日本国内だけではなく、少子化・グローバル化によって外国人と共に働く機会もはるかに多くなっていくことが見込まれます。子どもの頃からこれをやりたいと思って学んできた人と、なんとなくよくわからないけど学んできた人で、差が出るのは当然ではないでしょうか。

 ところが、実は日本の教育は世界で注目されています。それは「ボトムが圧倒的に高い」、つまり極めて揃っているからです。その品質の高さは、特に東南アジアで非常に注目されていますし、アメリカでも「日本はどうしてあんなにみんながしっかりしているんだ」と聞かれることがありました。

 アメリカの教育は差が激しいけど、トップはとことん突き抜ける教育です。日本の教育は、トップは突き抜けないけど、みんな均一的に一定レベルまで育つ教育です。どちらにも良さがあると思うんですよね。

 私は教育×コーチングで、学習塾で経験してきた日本の教育と、コーチングを使ってアメリカ風の何をやりたいか、という希望を引き出す部分を掛け合わせたいと思っています。これからの時代、自分が心からワクワクできる分野で仕事をしていける人が、本当に世の中に貢献できる人になれると思います。それを支える共育サービスを世の中に広めたい。その一心で今の仕事をしています。

教育との掛け算をできる分野がたくさんあるはず

 ただ、教育×コーチングといっても、まだ広い意味では教育業界から抜けていません。例えば教育×スポーツ、教育×研究、教育×メディア、教育×エンターテイメントというような、色んな「掛け算」を生み出していって、子どもたちが色んな選択肢の中から本当にやりたいことを見つけられるような、そんな活動をしていきたいと思います。

 足し算ではなく掛け算を。

 この考え方にご賛同いただける方は、下のホームページより、ぜひ声をお掛けください。一緒に掛け算して、新しいものを生み出していけたら嬉しいです!


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