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「ホップステップだうん!」 Vol.201

今号の内容
・巻頭写真 「浦河教会」 江連麻紀
・続「技法以前」173 向谷地生良 「日本は優しい独裁国家」
・伊藤知之の「50代も全力疾走」 第8回 「小山田貞義さんを偲ぶ会」
・ なおのん便り New Yorklish 1~「Matter」~
・福祉職のための<経営学> 063 向谷地宣明「永久未完のプロジェクト」
・ぱぴぷぺぽ通信(すずきゆうこ)「ばらしていいのかい?」


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浦河教会

浦河教会は1886年に設立され、その後建設された会堂は町からのもらい火で3度の大火に見舞われました。
現在の会堂は1975年に信徒のひとりが私財を投じて献堂しました。当時はまだ少なかった鉄筋コンクリートの会堂にみんなびっくりしたそうです。1980年代になると礼拝、祈祷会の他に、自助グループのAAやミーティングなども浦河教会で行われるようになりました。

現在、毎週水曜日の祈祷会では「スタッフの足が痛いから治りますように」などのお祈りの課題をもって集まります。
お祈りのあとはあんぱんを食べます。ここのが一番おいしいと評判のあんぱんで、早坂潔さんも楽しみにしています。
お祈りして、神様の恵みを食べて寝る。というのが水曜日の浦河教会です。

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写真はコロナの影響で食事がなくなる前の、礼拝のあとにみんなで食事をしていたときの浦河教会です。

現在の教会の建物は、今年のクリスマスを最後に建て替えられる予定です。

(写真/江連麻紀)

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「SOS(スペシャル・お得・セット)」のお知らせ

SOSセットチラシ


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8/5(水)辻信一x向谷地生良 「弱さ」で読み解くコロナの時代

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7.26相模原障がい者施設殺傷事件から4年。昨今の「いのち」をめぐる報道に胸がざわざわする中、北海道浦河「べてるの家」で、統合失調症を抱える方たちと共に生き、苦労をわかちあうことに取り組んでいる向谷地生良さんと、ナマケモノ教授こと辻信一さんの久しぶりの対話が実現することになりました。

テーマは「弱さ」。弱さをどう認め合い、受け入れていく社会をめざしていくのか。日々の葛藤や矛盾とどう付き合っていけばいいのか。効率や経済性を重視し、いのちの何気ない日々の歓びや美しさ、弱さを排除しようとする社会の流れに抗いつつ、小さなお話会を企画します。直近のお知らせですが、ぜひお集まりください。

日時:2020年8月5日(水)20時~21時半(開場19時半)

参加費:1000円、学生500円、ナマケモノ会員無料

トーク:向谷地生良さん(ソーシャルワーカー、べてるの家理事)
辻信一さん(文化人類学者)

主催:ナマケモノ倶楽部
協力:ゆっくり堂

お申込:peatixより必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
*ご入金確認後、当日のZOOMパスワードをご案内します。

● お申し込みはこちら

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