見出し画像

べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.218

今号の内容
・巻頭写真 「キタキツネ」 江連麻紀
・続「技法以前」188 向谷地生良 北海道医療大学 最終講義
「クライエントの場からの出発」中編
・ 伊藤知之の「50代も全力疾走」 第19回 「2021年度のべてるは…」ということ
・「ロービジョンの自己対処スキル集」 宮西勝子
・福祉職のための<経営学> 080 向谷地宣明 「マリオカート」
・ ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「新人スタッフへエール」


画像1

ある男性メンバーさんから「みんなには内緒なんですけど…」と、声をかけられてニューべてるの近くを歩きながら話したのは恋の相談でした。

そんなとき、じっと見てきたキツネの写真です。
私が撮りながら近づこうとするものだから「あまり近づかないように、触ってもダメですよ。」と教えてくれました。

浦河で時々見かけるキツネ。
北海道では病気を持ってるから近づくなと小さな頃から教わるそうです。

恋の話しは今も時々しています。


(写真・文/江連麻紀)

-------------

続「技法以前」187 向谷地生良

北海道医療大学 最終講義
「クライエントの場からの出発」中編

<向谷地>
佐々木実さんがこの精神科病棟に入院して50年。そして、その50年前に、当時中学3年生の潔さんと出会って。この二人が、二人三脚でこのべてるを作ってきたわけですね。そういう意味では非常に感慨深いものがあります。

● べてるの源流
さて、べてるは2001年に、一人の爆発が止まらない青年との出会いから「当事者研究」(最初は自己研究と言っていた)をはじめるわけですが、いま思うと、やはり私は、先ほどの話でも紹介しました大学時代の恩師、松井二郎先生(ソーシャルワーク論の研究者)との出会いが非常に大きいんですね。大学を卒業してから精神医療の現場に出て43年間、その臨床の土台は大学時代に学んだものの上に成り立っている、そんな気がします。いろんなことの壁にぶつかるたびに、先生からこれ読んだらいいよって示された本によってですね、私のいわゆる思想や信条、また実践スタイルの大事なひとつの価値の部分が支えられてきた。そういう意味では揺れまくっていた大学時代って懐かしいだけじゃなくて、とても大切な時期だったという気がしています。

この続きをみるには

この続き: 12,261文字 / 画像5枚
記事を購入する

べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.218

べてるの家

150円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ありがとうございます!
13
1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害をはじめとした様々な経験を持った人たちのコミュニティです。 社会福祉法人、会社、NPOなどがあり、主に日高昆布の加工・販売や出版などの情報発信、当事者研究などの活動を行なっています。最近は浦河産の苺🍓の加工も盛んになっています。