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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.238

「ホップステップだうん!」はおかげさまで発刊10周年!
まぐまぐ版は「殿堂入りメルマガ」に選ばれました。

・巻頭写真「子どもから話したくなる『かぞくかいぎ』の秘密」(写真・文/江連麻紀)
・北京オリンピックカーリング女子 ロコソラーレを応援してます!
・NHK「あさイチ」に出ました
・続「技法以前」193 向谷地生良「情報ロンダリング(洗浄)」
・伊藤知之の「50代も全力疾走」 第31回「アート思考・SF思考」
・「これからも、誤作動」(7)とっとこ 【仮面のつけ心地】
・福祉職のための<経営学> 100 向谷地宣明「ヒューマニスティックアプローチ」
・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「治すより‥‥」


『子どもから話したくなる「かぞくかいぎ」の秘密』(白夜書房)

本のお知らせです。
著者の玉居子泰子さんは私がはじめての雑誌の巻頭連載したときの担当編集者でした。

雑誌が休刊となってからもおつきあいが続いていたある日、江連家の「家族会議」について取材したいとご連絡をいただきました。最初は雑誌に掲載され、そして今回は一冊の本になって2月18日に出版されます。

第一章に江連家が登場します。当時小学生だった娘とケンカばかりしていたときの「親子げんかの振り返り」が載っています。
小学生とケンカって・・・改めて文字で見ると娘に謝りたくなる私がいますが、当時はほとほと困っていました。
「親子げんかの振り返り」は思いの外、めちゃくちゃ盛り上がりました。一番盛り上がった「家族会議」なんじゃないかと今でも娘と話します。

第二章は子育て当事者研究仲間の内田さんの「家族会議」です。
突然もたらされた「パパの転勤」について子どもたちも一緒に話し合い、それぞれの気持ちを出し合う「家族会議」。
読んでいてこれだけで込み上げてくるものがありましたが、寂しさから不安定になった娘のいっちゃんの「学校に行きたくない!」という新たなテーマも加わりました。

家族にとって大変な出来事を、子どもたちが自分たちの感情を話して、対応して、安心して、乗り越えていく内田家の「家族会議」に、私も子どもたちの可能性をもっと信じていこうという気持ちになりました。

第七章までいろんなご家族の「家族会議」が楽しめます!

写真は内田家の家族会議の風景。


『子どもから話したくなる「かぞくかいぎ」の秘密 〜 一生ものの対話力を磨く』(白夜書房)

(写真・文/江連麻紀)

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北京オリンピックカーリング女子 ロコソラーレを応援してます!

座右の銘がべてるの本のタイトル「安心して絶望できる人生」だという縁で2018年のべてるまつりにも参加してくれたカーリング女子日本代表の吉田知那美選手。

前回の平昌オリンピックに引き続き、べてるでは北京オリンピックでもみんなでロコソラーレを応援してます!

写真は、グループホームで試合の様子を見ながら応援してる様子。

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NHK「あさイチ」に出ました。

2月10日、NHKの朝の番組「あさイチ」で里親の特集の後編が放送され、里親の当事者研究をしている様子が放送されました。
VTRには向谷地生良さんと悦子さんが出ました。

もともと2月2日の放送予定でしたが、国会中継のため一部内容の放送が延期になっていました。

放送では、札幌の「むぎのこ」も紹介されていました。

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続「技法以前」193 向谷地生良

「情報ロンダリング(洗浄)」

久々の投稿です。今回の話題は「情報ロンダリング」です。

以前にこの連載でお伝えした「ネスティング」とも共通したテーマです。以前にも少し紹介した「ネスティング」とは、基本的にはプログラミング用語です。ネストとは、文字通り「巣」を意味しますが、巣ができるためには、一本一本の小枝が必要になってきます。この小枝が、きめ細かく積まれれば積まれるほど、巣の形状は安定し、卵も無事に育ちます。プログラミングでも同様で、「あるものの中に、それと同じ形や種類の(一回り小さい)ものが入っている状態や構造のこと」を指しITの分野では、「コンピュータプログラムやデータ構造において、ある構造の内部に同じ構造が含まれている状態」(IT辞典参照)を意味します。

ここでは「あるものの中に、それと同じ形や種類の(一回り小さい)ものが入っている状態や構造」のち密さが、情報としての精度を高めるのです。これを例えるとロシアの民芸品として知られる「マトリョーシカ」のようなイメージです。

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