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「ホップステップだうん!」 Vol.185

今号の内容
・巻頭写真 「子ども総理大臣をつくったらいいのに!」「雑誌コトノネで子ども当事者研究!」 江連麻紀
・ 毎日出版文化賞の授賞式に行ってきました!
・ べてるカレンダー&スケジュール張 2020 大好評発売中!
・続「技法以前」158 向谷地生良 「花巻の原則-その2「人と”こと”(問題)を分ける(分けない)」
・ 潔さんの「カレーを作る会」
・ 日本精神障害者リハビリテーション学会 第27回 大阪大会
・福祉職のための<経営学> 047 向谷地宣明 「I don’t like housing first」
・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「幻聴さんも聴いている!(1)」


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「子ども総理大臣をつくったらいいのに!」
「雑誌コトノネで子ども当事者研究!」

精神病院に入院した友人のお見舞いに小学6年生の娘とドライブがてら向かっていたときのこと。

なんの話しだったのか突然娘が「っていうか、今の世の中、おじさんたちが動かしすぎ!」と言い出しました。「おじさんって誰?」と聞くと「政治家や会社の社長や、偉い人って言われてる人たち。」ということでした。

私は運転しながら笑って聞いていると、「だいたい、なんでおじさんが子どものことを決めるの?子どもの意見を入れてほしい!子ども総理大臣をつくったらいいのに!」と止まりませんでした。

幼い頃から私や夫と当事者研究をしてきた娘。べてるの家で「弱さでつながる」ということを教わったのに、偉いおじさんたちは弱さを出せなくて困ってそうだから当事者研究したほうがいい!と、小6の娘から偉いおじさんたちへアドバイスをしていました。

娘曰く、当事者研究をしたほうがいい人ランキングは「第一位おじさん、第二位学校の先生、第三位友だち」でした。
そして、第三位の友達と当事者研究がしたいけど、友達との見えない壁を感じる・・・ということが夏休みの自由研究になりました。

そんなことを雑誌「コトノネ」で取材してもらって、編集者が気になるあれこれ新しいフクシの風というページに、こども当事者研究として夏休みの宿題の自由研究「遠慮の壁」の研究を載せていただきました。

(写真/文 江連麻紀)

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毎日出版文化賞の授賞式に行ってきました!

今回、医学書院が出版するシリーズ「ケアをひらく」が毎日出版文化賞を受賞し、東京・目白にある椿山荘で授賞式が行われました。
授賞式には、向谷地生良さん、悦子さん、メンバーを代表して早坂潔さん、いつも「ぱぴぷぺぽ通信」を書いてるすずきゆうこさんが参加しました。

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30冊以上の本が出版されているシリーズですが、それらの著者を代表して向谷地生良さんが登壇しました。
そのうち早坂さんとのスピーチの模様もお伝えしたいと思います。
お楽しみに!

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べてるカレンダー&スケジュール張 2020 大好評発売中!

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