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べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.212

今号の内容
・巻頭写真 「大和孝司さん」 江連麻紀
・続「技法以前」182 向谷地生良「弱さの研究」
・「いつも朗らかな理由」宮西勝子
・「須磨寺小池陽人の随想録」でべてるが紹介されました
・ 浦河教会での最後の礼拝
・福祉職のための<経営学> 074 向谷地宣明 「ニューエンライトメント」
・ 丑年イラストその2:すずきゆうこ


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大和孝司さん

以前もご紹介した大和さんはコマとギターが得意です。今回はコマのお話し。

べてるに来た見学者に「コマ見るか?」と誘って「成功したらジュース買ってくれる?」と、コマの技を披露してちゃっかりとジュースを買ってもらってるところを何度か見かけたことがあります。

大和さんの住んでいる共同住居の食堂で、見学者減ってるからジュース買ってもらえないですね、と話してると「ジュース一本ちょうだい。っていうと買ってくれる人いるんだわ。でもね、最近はもらってない。利益のないところ大切に。」と、大和さん。

そんな話しをした後に部屋からコマを持ってきて「コマの写真撮って宣伝してくれ。」と、撮った写真です。

(写真・文/江連麻紀)

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新刊『弱さの研究 ー「弱さ」で読み解くコロナの時代ー』

著者 向谷地生良・高橋源一郎・辻信一・糸川昌成・向谷地宣明・べてるの家の人々

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本体価格:1600円+税
出版社:くんぷる

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べてるpresents
〜「理念空間を作る」「一人一研究」〜 いま改めて振り返る、当事者研究の理念 Vol.1
ゲスト:清水義晴氏(えにし屋)

日時:2021年1月23日(土) 13:00~15:30

浦河べてるの家のオンライン企画、第1弾!
コロナ禍のなか、オンラインを活用したミーティングや当事者研究など、べてるでも様々な取り組みを行なってきました。全国に講演に行けない昨今、オンラインを活用してなにかできないか考え、今回は当事者研究を柱に一つのシリーズとしたウェブセミナーを企画をしました。
このシリーズではゲストも交えながら、浦河で当事者研究が始まった歴史や15の理念それぞれをテーマとして取り扱い、その理念を各々がどのように活用しているのか分かち合いながら深めていきたいと思っています。
そのシリーズ第1弾として、今回は『変革は弱いところ、小さいところ、遠いところから』の著者で、30年前にべてるが起業するきっかけにもなった清水義晴氏をゲストに迎え「理念空間をつくる」「一人一研究」をテーマにべてるのメンバーたちや向谷地生良氏と対談を行います。
当事者研究の基本的な情報から、浦河で当事者研究が始まった歴史なども話題として扱う予定です。
みなさんぜひご参加ください。

コーディネーター:向谷地生良氏
出演:べてるの家のメンバー
ゲスト:清水義晴氏(えにし屋)

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清水義晴氏プロフィール

1949年、新潟県新潟市生まれ。早稲田大学法学部卒。卒業後、家業の印刷会社に勤める。 26歳のとき、父親(社長)の突然の死によって若くして(株)博進堂の代表取締役となり、教育・デザイン・美術・出版など次々と新事業に取り組む。懸命に経営にあたっていたある日、社員たちから反発を受けたことをきっかけに、「人間尊重」を根底に据えた企業のあり方を模索し、様々な企業改革を進める。1984年に森の共育実修所「点塾」を設立し、「教えない教育」をコンセプトに固有のプログラムを開発。38歳で経営をバトンタッチし相談役となる。
2年間、現代美術の「創庫美術館・点」の運営などに携わった後、「えにし屋」という屋号で全国のまちづくりやコミュニティづくりに貢献。その活動は、学校や教育、福祉や介護、企業などへも発展し、幅広い分野での事業プロデュースを行う。活動の多くに独自のワークショップ手法や自らが考案した「未来デザイン考程」を取り入れ、数々の大きな成果を残す。また、持ち前の鋭い洞察力によって、精神障がい者の自立支援施設「べてるの家」や河田珪子氏の「地域の茶の間」を全国へ伝える橋渡し役も果たす。2002年には新潟市長選挙の選対本部長を務め、まちづくりの手法を取り入れたボランティアによる選挙活動によって、新聞記者だった新人の立候補者を見事当選へと導く。
2006年、和歌山での講演中に脳出血で倒れ、車椅子の生活に入るも、多くの人の支えと情熱によって元気を取り戻し、多方面で精力的に活動。 入院中に「新潟を日本一の福祉都市にする」という新たな目標ができ、関連書を次々と出版する。これらの一連の実績が、映画「降りてゆく生き方」(武田鉄矢主演・2009年公開)の関係者の目にとまり、ストーリーのベースとなるとともにエグゼクティブプロデューサーを務め、映画出演も果たす。「物事は何でも始めは一人です。世の中を良くするのも、悪くするのも、ただこの一人からです」というセリフは、自身のこれまでの歩みから生まれてきた言葉であり、自らが編集長を務める雑誌『動』の根底に流れる思想でもある。
また、町に、人の心に、事業に火をつけることから「点火人」と呼ばれ、20年以上に渡って企業や起業家の人材育成、まちづくりコーディネーターやファシリテーター、学校教育コーディネーターの育成に携わり、現在では多くの人が育ち、全国各地で成果をあげている。2014年からは「企業教育」という分野を開拓しようと、新たに企業教育コーディネーターの育成に取り掛かり、テキスト『ソックラトン』の開発、講座のプロデュースなどに力を注いでいる。
著書に『変革は弱いところ、小さいところ、遠いところから』『集団創造化プログラム』『経営創造化プログラム』『理念空間の創造』『経営つれづれ草』などがある。現在「えにし屋」主宰、「特定非営利活動法人 在宅介護支援協会」理事長、株式会社博進堂 顧問。(facebookより引用)

参加費:2000円

会場:オンライン開催(ZOOM)
(参加申し込み後、開催直前にZoomウェビナーのURLをご案内します)

定員:80名(先着順)

○詳細・お申し込みはこちら(Peatix)
申込締切:2021年1月20日(火)17:00まで

<参加方法>
・本イベントはzoomウェビナーを用いて配信します。
・パソコン・スマートフォンなどの端末、インターネット環境が必要となります。
・ご登録いただいたメールアドレス宛にzoomウェビナーのURLをご連絡いたします。
・お客様の環境等が原因で発生した視聴トラブルにつきましては、当方での対応はできませんので、予めご了承ください。

<ご参加に際して>
・記録のため、主催者の方で開催中のイベントを録画させていただきます。
・参加者による録画・録音はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
・第三者への参加URLの共有・提供は決して行わないようお願いします。
・当日は無観客開催のため浦河の会場・施設へ来訪はご遠慮ください。
・複数名でご参加される方は人数分のお申し込みをお願い申し上げます。

【お問い合わせ】
社会福祉法人 浦河べてるの家 東・樋口
TEL:0146-22-5612 E-mail:urakawa.bethel@gmail.com

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続「技法以前」182 向谷地生良

「弱さの研究」

コロナに明けて、起伏のないままにコロナで終わった2020年、そして、今年は昨年以上に波乱にとんだスタートとなっています。そんな中で、昨年11月に出版した「弱さの研究-弱さで読み解くコロナの時代」(くんぷる)は、反響を呼び、多くの皆さんから感想や新たな活動の提案をいただいています。何よりも嬉しかったのは、新潟の清水義晴さんから10冊もの注文をいただいたことです。

今から30年以上も前に、まだ、べてるが無名で、地域においては、評判最悪の状態の時に、私たちの活動を知った地域おこしアドバイザーの清水義晴さん(当時、新潟えにしや代表)が、「べてるは将来、精神医療のメッカになるよ」と言ってくださった“預言者”です。

その清水義晴さんとの出会いから生まれた一番の収穫は、清水さんの経営していた印刷会社「博進堂」で、「一人一研究」というQC活動をしていたことです。10年の歳月を経て、「一人一研究」は、浦河で「当事者研究」という形で花開いたのです。この本の出版を通じて、私たちはあらためて清水義晴さんと出会い、清水さんが提唱されていた「競争から共創へ」と、ビジネスは「お金づきあいではなく、人付き合い」の理念を通じた場づくりに向けた取り組みをはじめたいと思っています。

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1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害を経験した当事者を中心とするコミュニティです。 社会福祉法人、会社、NPOなどがあり、主に日高昆布製品の加工・販売や出版などの情報発信、「当事者研究」などの活動を行なっています。最近は浦河産の苺🍓の加工も盛んになっています。