隔離された自由な島

霧に包まれた孤島の岸辺、
真実と架空が蔓延る場所。

死んだ目の人々、
絶え間ない波音、秘密の声、
心の奥底に潜む疑惑。

灯台の光が闇を裂き、
炎の過去が蘇る。
水面に映るは許し難い、弱い己。
儚い夢。

真実を求める魂、
現実逃避、幻想に踏み入る。
孤独な夜に雷鳴はとどろき、
答えはどこに、何処にあるのか。

手術の時は近づく、
自由は奪われ蝕まれていた。
知っているのか、知らぬふりか、
心の奥で感じる恐怖。