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リンゴ・リカバリーループ から復活

結論:Apple サポートに電話してGeneus Barを利用する。保険に入っておく。

  • 2021年4月にビックカメラ(ネット・SIMフリー)にて新品で購入(applecare未加入)したiPhone12miniの話です。

ロック画面点滅
リンゴループ
リカバリーループ(リカバリモードで何度も失敗してしまう)
DFUモードも失敗してしまう
エラーコード2009が出てしまうなど
いま絶望している方の役に立てればと思い、記事を書くことにしました。

データが消えることに関してはこだわりがなく、消えてもいいから使えるようになってくれと思っていたというケースです。
価格等は機種によっても変わると思うし、あくまで私の場合は、ということでご承知おきください。

リンゴループ

  • 2022年8月某日 朝 故障
    セットしていたアラームが鳴り、寝ぼけながら止める。ストレージ(容量)が不足しているとかなんとか通知が出た。いつものiCloudに課金しないかという通知と同じノリで「後で」だったかな、とりあえず先延ばしする選択をした。

    様子がおかしい。ロック画面から画面が動かない。触っても反応しない。
    するとロック画面と真っ暗な画面(リンゴマークがあったかどうか忘れた)がものすごい速さで点滅。怖い。iPhoneが言うことを聞かない。何をやっても無駄って感じになった。

    使い物にならないので、とりあえずSIMカードを抜いた。
    リンゴマークしか出なくなった。電源を長押ししてみたり強制再起動させようとしてみたりしたけれど、真っ暗な画面かリンゴマークが出てくるだけだ。リンゴループだ。リンゴを表示させたまま、モバイルバッテリーで電源を供給し続けた。1日、何も変わらなかった。

  • 1日目 夜 iTunesで復帰させようと試みる
    windowsのノートパソコン、最新のiTunes、純正コードでつなぎ、復帰させようと試みたが、そもそも反応しなかった。正確に言うと、電源の供給はされているようだけど、pcはiPhoneを認識していない状態だ。コードを変えてみたりpcを再起動してみたりと試したがiPhoneがリンゴループから脱することはなかった。

  • 2日目 修理店に持ち込む
    1日目は忙しかったので、リンゴしか表示してくれないiPhoneに電源を供給し続けながら2日目の夜にiPhone修理店(総務省登録店・チェーン)に持ち込んだ。
    そのお店は料金表に、リンゴループの修理費は6000円程だという表記があった。他のお店はリンゴループの修理費を掲示しているところが探せなかったのでそこにした。

    お店に持ち込むと、なおせるかどうか自信なさげで、ダメ元というような感じで1時間後に取りに来るように言われた。
    1時間後に淡い期待を寄せながら店舗に戻ると、なおせなかったと残念そうに言われた。
    でも、自分のpcとはちがって、iphoneを認識したそうだ。リカバリーモードを実行しようとしても、結果的にエラーコード2009が出てしまったらしい。
    そこで、何度も試せば分解なしでなおせるかもしれないということ、
    基盤修理・基盤交換をすることになったら4万円ほどかかることが伝えられた。

    4万円をすぐに払う決断力はなかったので、
    さらに1週間お店に預けて、分解なしでpcによるリカバリーモードの実行を何度か試してもらうことにした。

  • 1週間後 修理店に取りに
    なおせなかったと言われた。エラーコード2009
    でも、パソコンが変わればなおる可能性もある(数年に1度)と励まされ、
    作業費用3,000円程を支払い、トホホという感じで店を出た。

リカバリモード 画面

リカバリーループ

  • ただ、リンゴループだったのがリカバリモードの画面になって返ってきた。

  • 1週間後 自宅 夜
    1週間前は認識すらしてくれなかったが、認識するようになった!

iTunesの画面。認識されるのにうまくいかない。
  • でも、「アップデート」を押しても「iPhoneを復元…」を押しても、最終的にはエラーコード2009になってしまい、うまくいかない。
    なんていうか、エラーコード2009って検索して出てくるような対処法は全部試したのよ。コードも問題ないんよ。全然無理って感じ。
    アップデートはデータを残す、復元は工場出荷状態に戻すというような意味だそうだが正直どっちでもいい。どっちでもいいからなおればいい。
    なんとなく、うまくいきそうな動作をするのだ。
    30GB/59.9GB…あと○分 みたいな感じでちゃんと残り時間も減る。
    すごくうまくいきそうなのに最後はエラーコード2009でおわってしまう。

DFUモード

  • DFUモードを試す
    DFUモードは非公式?なやり方みたいで、壊れる・appleにはもう面倒をみてもらえなくなるのを覚悟でやらないといけないらしい。
    もう壊れているからいいやと思って試すことにした。

    これが、難しい。
    ボタンを器用に押さないといけない。

    pc(iTunes)に繋いだ状態で、

  1. 「音量(大)」を押してすぐ離し(本当にすぐ)、「音量(小)」を押してすぐに離す。

  2. 「電源ボタン」10秒押し続け、画面が真っ暗になったら「電源ボタン」を押し続けたまま「音量(小)」を5秒ほど押し続ける。

  3. 「音量(小)」は押したまま「電源ボタン」のみを離してさらに10秒ほど待つ。【ここでリンゴマークが出てくると失敗。もう一度はじめから試す必要がある。かなりの確率でリンゴマークが出てしまう。】

  • 難しくないですか?
    個体差もあるようで、○秒というのはあくまで目安です。
    youtubeで動画を探してみて、リズムをつかむとよいです。
    そもそも入るのが困難なDFUモードなのですが、何度も挑戦してみると入ることができました。真っ暗の状態です。

  • DFUモードから復元を試す
    結果、エラーコード2009です。復元させることはできませんでした。

DFUモードでは機体が認識されず、シリアル番号はN/Aとなる。
  • 何をやってもうまくいかない。
    もう、新しいのを買う方向で気持ちを固めていっていました。
    基盤修理か、少し迷う状態。

基盤修理・基盤交換について

  • 基盤修理・基盤交換について
    修理業者は4万円ほどでやってくれるそうで、これでなおるかもしれないらしい。
    でも、実はこれ、中古のiPhoneから引っ張り出してきた基盤を埋め込むというもので(どこの業者もそうらしい)、そこからどれぐらいの期間もつかはほぼ運、みたいな感じらしい。

  • それならば
    appleでやってもらえば、公式だし、新しい基盤を代わりに埋め込んでもらえるのでは?と思った。4万円払って古い基盤を入れられるよりは6万円(appleに電話で聞いた)払って、いい基盤いれてもらいたい。

  • appleサポートに電話
    ことの顛末をすべて伝えると、「安心してくださいね、きっと解決しますよ」というようなことを言われて安心した。apple実店舗GeniusBarの予約をしてもらって、行けることになった。iPhone12miniだと修理費用は最大で6万円ほどだそうで、保証は90日間。もし店舗でその場で復帰させることができたら無料だと電話で教えていただいた。

    ビックカメラ(ネット)で買ったのにみてもらえるということに驚いた。

Genius Barで直してもらえた

  • 後日 Genius Barへ。
    めちゃめちゃ緊張した。普段行かないもん。
    appleのスタッフは国際的な感じだった。
    事前にメールで送られていたQRコードを見せるとあのへんに座っていてくださいみたいに言われた。

    何分か待っていたらmacbookairに繋いでくれて、、、

感動の瞬間です
  • 直りました
    applestoreのMacBookAirには、わたしたちのwindowsや修理店のMacBookにはない、特別なソフトが入っているらしくて(Appleの電話の人が教えてくれた)、それで直りました。

  • やったー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  • 工場出荷時の状態にはなりますが、戻りました。最高の気分です。
    修理費はタダ。修理店に払った作業費用3000円以外かからなかったわけです。

はじめからApple store来ればよかった!!!


  • あなたのiPhoneも無事に直りますように。


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