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一番の幸せ

 気分がくさくさする。落ち着かない。


 ついこないだまで早く寝て早く起きれるようになってきたのに(と言ってもいつも4時間きっかりで目が覚める)、また夜更かししてしまってからきっかりその分ズレて遅寝遅起きになってしまったの、お薬で戻そうと努力してるけど気持ちが早く無理にでも寝ようという気になれない、これはリベンジ夜更かしという病なんだらう。

 曲が仕上がらない。ていうか仕上がっている。けどつまらない。「ある証言」の一つをもとに歌詞がぱっと書けたのでそれに合ったメロディがぱっと思いついたのでそれで制作したらぱっとできたと思ったけど、それから数週間経った気がする…というのは違うか、「ある証言」自体が数週間前では無いのだから。でも、その、曲がひとたび完成をまとめてからずっと、満足せず作り直しばかりをしている。もう曲をある程度の完成度で仕上げるのに慣れすぎてしまった感じがする(わたしレベル程度の基準なんだが)。ピュアじゃない。面白みがない。いろいろ工夫するが、それがピュアじゃない、考えて計算しすぎ。そう思って、無心で半ばランダムなアレンジをして面白みのある音を加えてみる。で、それを聞くと、「そのランダム性を意図的に作ったよねあなた」と、暗黒の心の闇から悪魔の囁きが聞こえてくる気がして、やはり計算でしかないとつまらないと思い没にしてしまう。こういう創作の悩みって普通あるのかしら。ともかく、これがこんにちのわたしの苦しみの20%は占めていると思う。あぁぁ。

 仕事だけど忙しくしているがやはり何をしても楽しくは無い。そんななか、仕事は秘密なので例えていうが、「三国志演義」の登場キャラクター100人の紹介文をそれぞれ50文字前後で書く、という作業を外注さんでお願いしていたの、全然納得いかなかったので社長には内緒でそれの料金は支払い実は自分で全部書き直したの、全て統一感あるクオリティで、味があるように、ムラがないように、関係性が分かるように。それを描ききったものを俯瞰して眺めると壮観で、それは満足だ。しかしいったい私は何をやっているんだ。本職では無い。わたしが書いたことを誰も知らない、まあそれは良いけど、本当に自己満でしかない。いや、読者が見て感銘を受けてくれるなら自己満というわけでは無い?いやいや、登場人物紹介概要で誰がそれをつぶさに見て感心するかね。途方もなく無駄な仕事をした気がする。でも手応えはある。でも虚しい。あぁぁ。

 その仕事全般には楽しく無いとは先ほど書いた通りだ。何がって、半ば絶望している。わたしの仕事、信念をもってしているが無駄に終わることが多い、いや、ある程度の成果は出しているが、誰のため、このク○会社のため、社長のため?と思うと途方もなく悔しい。いや、仕事はコンシューマ、お客様に届いているのだから会社のためでは無いが、会社の利益のためにもなっていると思うと、我慢ならないものがある。いやいや、当たり前なのだが。社会人だろ企業人だろわたし。もう、社会で会社で生活できる思考能力が完全に麻痺して腐り、失われてしまって金輪際回復しないんじゃなかろーか。あぁぁ。なぜそうなった?一つ思うにあれだ、ひとが真面目に働いてるのに、上層部でアホな方針や計画、判断などが一つでも掲げられると一気に脱力するよね。でもってそんなのに今更やられるってわたしピュアピュアかよ。もう諦めてたんじゃ無いのかよ。いやさそうだけど、やはりそれが「一つ」じゃ無いからさすがにきつい、というわけで。まあいいやこの話しは。

 東京ゲームショーの季節である。毎年。遠い。行きたく無い。
 同じ理由で、みんな大好きTDL、遠い、全く好きになれない(いや車で行けば良いか?そういや自分の車で行ったこと無い…けど、分かると思うけどわたしにはあの内容に惹かれるところが一点も無いわな)。… 書く必要のないこと書いた気がする。いや、この記事全部がそうなんだけど。

 音楽(聴く方)、ずっとchouchouさんを聞き続けていて、それで他に新たに好きになれる音楽はないのかといつもSpotifyで探すけど無い、無い、無い。と半年近く思って挫折しかけていたけど以前から知っていたけどこの度ついに確定したエウレカ!というのが前回の記事。ぜひ聴いてみてください。


 自由律短歌が出来た。

 これ今読み返すとこれも前回の記事、に影響受けてるなぁ…。

 自由律短歌。短歌の形式(57577)にとらわれない、でも短歌っぽいのがそれわたしのプロフにもあるやつ。

 これを超えるものは未だできていない。

 iPhone15が正式発表される前に期待できなかったから14Proに機種変してしまった。1ヶ月ほど悩んでそうしたのだけど、ずっと思ってたけど、別に欲しくなかった。変える必要無かった。いや、カメラが撮影できない故障があったからだけど、でも、欲しい気持ちは無いのにこれだけの値段のものを買うのって本当、げんなりする。ってせっかく買ったあいふん君が可哀想だ。もう言うのをやめよう。

 気分がくさくさするから、今夜は久しぶりに食材買ってきて手料理した。ちょっと楽しかった。

 最近のTVで見ているのはスターウォーズ・アソーカがやはり面白いので旧作のスターウォーズでアソーカが出てるやつ全部見直そうとしてる(アニメシリーズね)。一推し、アソーカ。他に見ているアニメで特にといえば、「ダーク・ギャザリング」。ホラーなんだけど、絵は上手く無いんだけど内容が面白い。幼女先輩が最強で良き。あと楽しみにしてるのは例年通りだけど大河ドラマ、今年は家康な。そろそろ石田三成が出てくる(推し)、三成といえばだいぶ昔の作品のどれかで秀吉が死ぬ前に三献茶のエピソードが再現されるシーンで号泣したよね。あれまた見たいけどどの大河だったか…。ともかく週で楽しみがこれらの少々しか無い。

一番の幸せ

 猫ちゃん入退院を繰り返してる。入院中は毎日お見舞いに行く。退院中は家でけっこうつきっきりで世話してる(仕事はほぼリモート)。そしてまた異常が発見あるいは発生して手術を繰り返してる。動物病院の高度医療センターが近くにあるのでなおさら、高度な病の治療を発見しやすくて勧められてるのだろう。幸か不幸か。この動物病院が近くに無かったら運命は変わっていたのだろうか。

 いつも辛そうな表情をしてる。つまらなそうな顔をしてる。知らない人は驚くだろう、猫が、人間以外の動物がこんなはっきりした表情をするなんて。
 いつも辛そうな君を見て、わたしにできる限りのことはしてあげたいよ。でも病院で新たにしんどい手術や施術を行うの、この小さい体に血液検査だの点滴だのの注射だとしてもこれ以上どこに打つところがあるの?身体中を切開されて(本当に)サイボーグみたいになってるの、先生の判断の勧めで釣られてし続けているけどこれは正しいことなの?辛そうな君を見て思ってしまう、ねえ、私と一緒に死なうか。そう思って手が出そうになる心の中では。でも、先生の言うとおり、これがうまくいけば数値が改善すれば、だいぶもとの体調に戻っていく可能性があるといつも言われるの、その可能性がある限り、その希望をわたしの勝手で捨てることが難しいよ。いや、君が「もういらない」とはっきり言ったとしても、可能性がある限りそれを捨て切れるだろうか?

 いつも辛そうな君を見て、もうお仕舞いにしてあげたい、と言う気持ちとの間で揺れ動いてる。入院中は毎日お見舞いに行く。退院中は家でけっこうつきっきりで世話してる。いつも辛そうな君の頭をそっと撫でてあげると、たまに幸せそうな顔をしてくれる。ねぇ、今一番幸せだよね、お互いに。

 不安なことがあるから落ち着かない、という風に解釈しそうだがつまりそれは、矛盾があるからだと思われる。心に、現実に。珍しくわたしがこの事態に動揺してせいしんが不安定だから、気持ちが落ち着かないのだろう。しかし書くことで、少し落ち着いた気がした。


楽しい哀しいベタの小品集 代表作は「メリーバッドエンドアンドリドル」に集めてます