14歳が書いた作文に、強い感銘を受けました。【日記】
それは、ツイッターで相互フォローして頂いている方の投稿でした。
大正5年(1916年)当時、14歳の女性が書いた作文です。姉の立場から、弟に書いた手紙のような作文でした。大正世代は日本人の平均寿命は人生50年以下の42歳くらいと教育されていたと例えられているそうです。幼少のころから、「命の短さ」を意識した教育がなされてたようにも思えます。それにしても、短文にもかかわらず愛情あふれる文章に強い感銘を受けました。生きる上で、大切にしなければいけないことを教えて頂いたような気分になります。我が身が置かれている状況を鑑みると、お恥ずかしい限りです。
作文コンクールに応募して入選した作品のようです。
「奉公先の弟へ」高野トヨ(14)
健ちゃん、先日はお手紙確かに頂戴しました。元気でいるって皆でよろこんでいますよ。この頃は寒くて困るでしょう、けれども日本男子だもの元気を出して働きなさい。皆さまの言い付けを守ってねえ、居眠りなんかの暇には、講義録か何かで勉強なさい。この襟巻と手袋はね、健ちゃんにと思ってようやく今日仕上げたから、今送りましたよ。もうじきお正月だもの、忙しいでしょう。いづれ十六日にはゆっくり会って話をしましょうね。その時は、またいい物をあげますよ。さようなら。
今夜、聴きたい曲があります。
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